～羽～

軽やかに
飛び立つ
世界
気付けば
身体が
軽く
空を
飛んでいた
見渡す
世界は
広く
広大で
ただそこに
あった
傍に
あった

何を
言うでもなく
押し付けるでもなく
ただ
そこに
あった
世界は
キラキラと
輝いていた
ただ
そこに
あるだけで
輝いていた
キラキラ
輝く
光の粒が
そこに
あった

そして
私も
光の
一つで
あった
自分の羽で
自分の翼で
飛び立つ
世界
それは
いつも
いつだって
輝いていた

2023.2.25

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～あとがき～
私の「自由」はどこにあるのか。
それを今までずっと追い求め、探し続けてきました。
そして、今も探しています。
感じればすぐそこに、すぐ傍にある。
それもわかっているけれど、どこかで何かが違う。
そう感じていました。
自問自答を繰り返す日々の中で、気付けばいつしか世界は広がっていました。
沢山の人の力を借りて、沢山の人の愛をいただき、そして、ずっと一緒に居てくれた「自分」と共に、今、この場所に立っています。
大空を舞う蝶のように、鳥のように自分の羽で飛び立つのです。
これを読んでくださっているあなたの輝きを私は感じています。
ありがとうございます。