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我が子に諭されたこと


私は遂に、あの手を使ってしまった…。

昨日、夫が夜不在であった。
まだ小さい下2人と、小学生といえどプチ反抗期?の長男のお世話は大変である。

お世話して〜家事して〜…気づけばもう9時半!きゃー!寝せなきゃ!!

「はい、みんな歯磨きして!仕上げ磨き持ってきて!」
と、焦って捲し立てる私。

さささっっと持ってきて寝る準備万端の末っ子と長男。

の〜んびり屋さんの次男…。絵本読んでる。

(あーもう!時間が!さすがに10時までには…!あ、そうだ。あの技、使ってみよう…)

「次男君、10時までに寝てなかったら、おお、鬼がく、くるかも…ょ…」

恐る恐る言ってみた。

やはり感受性豊かな次男

「え…!?うそ…鬼がくるの…!?」
その純粋な瞳は大きく見開かれている。

わ!まずい!やっぱり怖がらせるのはかわいそうだ!!

「あ、っていうのはね、嘘嘘。ごめんごめん。ママ、次男君に動いて欲しくて、怖い嘘ついちゃって…本当にごめん。嘘です。鬼はいません。とりあえず、歯磨きをしましょう!」

10分後、布団にて。

次男「ママ、さっきは何であんな怖いこといったの?そんな嘘つかなくてもさ、例えば『早く歯磨きしたら、お布団で昔話してあげるよ』とか言った方が、いいじゃん」

長男「そうだよ、ママ。デメリットを伝えたらこっちも嫌になるよ。もっと、僕たちにメリットがある言い方してくれない?」

私「はい、本当にそうです…。おっしゃる通りです。ごめんなさい…。」

メリットデメリットなんて言葉知ってるのか。
びっくり。

長男9歳、次男6歳。

2人とも、しっかりしてるなぁ、と感心しながら眠りについたのでした…。

今日も穏やかな一日となりますように。