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超大型クルーズで地中海を巡る ワールドエウローパ乗船記⑥(5日目 スペイン バルセロナ)

 こちらの記事は、⑤乗船記の続きとなります。  終日航海日を経て、スペインのバルセロナに到着しました。 カタルーニャ音楽堂   バルセロナでは訪れたい観光地が多かったことや、オープンしたてでほとんど情報のなかった禁止アート美術館には必ず行きたかったため、現地在住日本人とのコミュニケーションサイトであるロコタビを通じて、MONICAさんという方に1日アテンドをお願いしました。  クルーズ港からはタクシーで10分ほどで待ち合わせ場所である中心地のカタルーニャ広場に到着しました

    • 超大型クルーズで地中海を巡る ワールドエウローパ乗船記⑤(4日目 終日航海日)

       こちらの記事は、④乗船記の続きとなります。  乗船4日目はバレッタを出航し、バルセロナに向けて地中海を縦断するための終日航海日でした。  ワールドエウローパは世界最大級の船ということもあり、終日航海日を使って船内を探検することにしました。  夏場のクルーズであれば、プールで遊んだり甲板でくつろいだりという楽しみ方も出来ますが、今回はあいにく真冬のクルーズです。一歩外へ出ると冷たい海風が吹き付けます。  しかし、クルーズといえば絶対にプールに入りたい!という客もおり、何人

      • 超大型クルーズで地中海を巡る ワールドエウローパ乗船記④(3日目 バレッタ   マルタ)

         こちらの記事は、③乗船記の続きとなります。  パレルモを出港し翌朝、マルタ共和国の首都、バレッタに到着しました。 エクスカーションへの参加 今回の寄港地では、バレッタと古都イムディーナを巡るMSCのエクスカーションに参加しました。エクスカーションの料金は事前申し込みで一人66ドルでした。  エクスカーションに参加する場合、前日の夜客室に、集合時間と場所が書かれたバウチャーチケットが配達されます。当日集合場所となっている船内の劇場では参加するツアーごとに区画が分けられており

        • 超大型クルーズで地中海を巡る ワールドエウローパ乗船記③(2日目 シチリア島パレルモ)

          航路  こちらの記事は、②乗船記の続きとなります。ワールドエウローパの地中海クルーズでは、7日間1周で同じ航路を回っているため、どの寄港地から乗船しても、ルートに含まれる寄港地を巡ることが可能です。また、各都市からMSC社がエクスカーションを数種類出しており、前日の船内新聞で宣伝されます。今回は乗船前にマルタとマルセイユでエクスカーションを申し込みました。  なお、今回はイタリアのチベタベッキオ港(ローマ)から乗船し、上記の順番で寄港地を巡っています。 2日目 パレルモ(

        超大型クルーズで地中海を巡る ワールドエウローパ乗船記⑥(5日目 スペイン バルセロナ)

        • 超大型クルーズで地中海を巡る ワールドエウローパ乗船記⑤(4日目 終日航海日)

        • 超大型クルーズで地中海を巡る ワールドエウローパ乗船記④(3日目 バレッタ   マルタ)

        • 超大型クルーズで地中海を巡る ワールドエウローパ乗船記③(2日目 シチリア島パレルモ)

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        • MSCワールドエウローパ乗船記
          6本

        記事

          サマルカンドの蚤の市でソヴィエトアンティーク探し Dalniy Lager Bazaar(ダルニーラーゲリバザール)訪問記

          はじめに かつてはティムール朝の首都が置かれ、「青の都」としても知られるサマルカンド。今回、サマルカンド郊外にあるダルニーラーゲリバザール(別名ハゾラバザール)を訪れました。こちらのバザールは地元の方たちが集う蚤の市で、毎週水、土、日に開催されています。主要な観光地から少し距離があることもあり、訪問した時観光客らしき姿は私たち以外見かけませんでした。  今回、旅行についての情報収集をする中で、JICAからの派遣でサマルカンドの観光案内所にて活動している伊藤さんの記事を読み興

          サマルカンドの蚤の市でソヴィエトアンティーク探し Dalniy Lager Bazaar(ダルニーラーゲリバザール)訪問記

          超大型クルーズで地中海を巡る MSCワールドエウローパ乗船記②(乗船~船内設備)

          こちらは前回記事の続編となります。 乗船 今回はイタリアのチベタベッキオ港から乗船しました。乗船当日、12:40ローマフィウミチーノ空港着の飛行機を利用しましたが、その日空港からクルーズ船までのシャトルバスを利用する乗客の中で、私たちが一番遅い到着客でした。シャトルバスを予約すると空港内のターンテーブルまで担当者が迎えに来てくれ、そのままクルーズポートまで直行するため大きなトラブルもなくチベタベッキオ港に到着することができました。ローマ市街地およびフィウミチーノ空港からチベ

          超大型クルーズで地中海を巡る MSCワールドエウローパ乗船記②(乗船~船内設備)

          超大型クルーズで地中海を巡る MSCワールドエウローパ乗船記①(申込~乗船準備)

          はじめに 2024年1月、イタリア・チベタベッキオから1週間で地中海を周遊するMSCワールドエウローパ(以下ワールドエウローパ)のクルーズに乗船しました。   幼少期、はやみねかおる先生の『怪盗クイーンと優雅な休暇』を読んでからずっとクルーズ旅行を憧憬していたのですが、今回長い休暇を取ることができたためようやくチャレンジすることができました。作品ではロイヤルサッチモ号のカリブ海の12日クルーズという設定でしたが、今回は7日間でローマ近くのチベタベッキオ港からパレルモ・マルタ

          超大型クルーズで地中海を巡る MSCワールドエウローパ乗船記①(申込~乗船準備)

          表現の不自由展から5年、『平和の少女像』に会いに行く Museu de l’Art Prohibit(禁止アート美術館)訪問記

          はじめに 2019年、愛知県を主体とした国際芸術展「あいちトリエンナーレ2019」内の企画展「表現の不自由展・その後」に抗議が殺到し、開催から3日後に中止になりました。このニュースは各メディアでも大きく取り上げられ、2021年に名古屋で開催された展示会でも、会場近くで激しい抗議活動が行われたり、同展示会の開催に反対する市民団体が向かいの展示会場で「あいちトリカエナハーレ2021」を開催するなど、物議をかもしました。  その展示作品の1つだったのが、韓国の彫刻家キム・ソギ

          表現の不自由展から5年、『平和の少女像』に会いに行く Museu de l’Art Prohibit(禁止アート美術館)訪問記

          アラブの王族が作り上げたサファリリゾート シルバ二ヤス島(Sir Bani Yas Island)訪問記

          シルバニヤス島とは 先日、アラブ首長国連邦(以下UAE)にあるシルバニヤス島に行ってきました。  シルバニヤス島はUAEの西部、サウジアラビアとの国境付近に浮かぶ自然島です。中東地域では珍しいキリスト教遺跡、ネストリウス派の修道院跡が発見されたことでも知られています。もともとはUAEの建国者であるシェイク・ザイードが個人所有していた島で、アラビア固有種ほか世界中から連れてきた動物を島に放し、野生動物の保護地区にしました。その後シルバニヤス島は一般人にも公開され、高級ホテルチ

          アラブの王族が作り上げたサファリリゾート シルバ二ヤス島(Sir Bani Yas Island)訪問記