線維筋痛症の引っ越し物語vol.1
2022年6月、自宅アパートの雨漏りに気づいた。
ポタポタ垂れてくるわけじゃないが、クロスが膨らんだり破けたりしている。
「外壁内部の雨漏りだ…」
私は元リフォーム会社の事務&営業、そして現在は建築・リフォーム関係の記事を執筆するフリーランスライター。
当然、雨漏りにもそれなりに知見がある。
常にジメジメした室内、喘息かのように咳込み息苦しくなる。
クロスに赤カビが発生してたから、雨漏りによるアレルギーで間違いないだろう。
線維筋痛症にとって湿気は大敵!
このままじゃ体調にも悪影響を及ぼすと感じ、引っ越しを決意した。
幸いにも条件の良い物件が直ぐに見つかったため、内覧の翌日には仮契約。
1週間後には本契約とスピード婚ならぬ"スピード契約"をした。
ここまでトントン拍子に話が進んだものの、本当に大変なのはここからだ。
引っ越し経験者ならわかるだろう。
何が大変かって…そう、荷造りだ。
健常者でも大変な荷造りを、常に身体が痛い線維筋痛症患者がやる。
例えるなら1つ5kgほどの重しを両手足、そして肩や腰に巻き付けた状態で荷造りする。
1~2箱詰めたら長めの休憩を取らなければ無理な状態だ。
あまり良くないが毎日ユンケルを飲み、薬も多めに飲みながらコツコツ段ボールに物を入れていく。
そんな状態でなんとか荷造りを終えたのは、引っ越し当日の朝だった(笑)
続きは次の記事で~!
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