膝の激痛は線維筋痛症じゃなくリウマチの仕業だった
2022年12月頃から始まった膝の激痛。
線維筋痛症を患っている私は、その痛みを線維筋痛症の症状の一つだと思っていた。
だけど、いくら薬を飲んでも効かない。
痛みは日に日に増していく。
膝だけじゃなく、手の関節や足の甲まで痛みが広がっていった。
そして、痛みと同時に襲いかかるひどい倦怠感と脳疲労。
とても動ける状態ではなく、整形外科の受診も先延ばしにしていた。
「線維筋痛症の薬もなくなるし、早く病院に行かないと」
フラフラの状態で片道1時間以上かけて病院へ向かったのだが…
診察室に入って主治医に症状を告げ、すぐにエコー検査が始まった。
赤く炎症している私の膝や手。
線維筋痛症と診断されたときにはなかったものだ。
「血液検査もするけど、たぶんリウマチの可能性が高いね」
主治医が口にした言葉に対して、私は思わず
「また病気が増えるのか…」
そうつぶやいた。
血液検査とレントゲンの結果は後日出るため、とりあえずリウマチの薬を飲むようにと指示を受け、その日は帰宅。
落胆した気持ちを取り戻そうと帰りにGUに寄ったが、990円に値下げされている服すら買う気になれなかった。
なぜなら、その服を着てお出かけする自分が想像できなかったからだ。
真っ白のふわっとしたかわいらしいワンピース。
「このワンピースに似合うヘアメイクをして、るんるん気分でお出かけしたい」
でも、そんな感情は一瞬で消え去った。
ただでさえ「ひきこもりフリーランス」な私。
外出と言えば病院か近所のスーパーくらい。
真っ白のふわっとしたかわいらしいワンピースを着ていくような場所には出かけないのだ。
「遊びに行きたい」「飲みに行きたい」という気持ちはあるが、いつ体調が悪化するかもわからないから安易に人と約束すらできない。
「おしゃれして出かけるなんてこの先もうないのかも…」
気晴らしのつもりで寄ったGUで、さらに落胆してしまったのだ。
その日以来、私の気持ちは沈んだまま。
喪失感や焦燥感、希死念慮たちが遠慮なく襲ってくる。
涙が止まらない日もある。
何もできない自分にイラ立つ日もある。
もはや自分でもどうしていいのかわからない。
それでもこの世は残酷だ。
うんともすんとも言わず、ただただ時間ばかりが過ぎていく。
気づけばもう2月も終わり。
もうすぐ大嫌いな3月がやってくる。(この話はまたいつか)
「今日も生き地獄と闘わなければならない」
毎日目覚めた瞬間に私が思うことだ。
いつ終わりが来るのだろう。
早く、1日でも早く終わらせたい…。
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