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まちをもっと自由に活用したい

以前住んでいた家の近くには広い公園があってよく行っていた。そこは夜になると門が閉められ、昼は関係者らしき人がいて、何だか見張られているようだった。
子どもたちはその公園で楽しそうに遊んでいたが、僕は何だか楽しめなかった。

公共空間を活用してどこまで楽しんでいいのだろうか

ルールが書かれた公園の看板

管理が行き届いてルールが細かく決められた公園で楽しめないのはどうしてだろうか。思いつくことを挙げてみる。
・管理されたくない
・監視されたくない
・行動を決められたくない
・自由に過ごしていい空間だと思えない

そこで行うべき行動を半ば決められてしまうからではないだろうか。
本来、公共空間はもっと自由に活用していい場所ではないのだろうか。

遊園地などは、来場者が自由に行動しているように見えて、やっていいことは実は決められていて、そこから少しでも逸脱すると注意される。
公共空間はそうではないはず。過剰なルールや、そもそもの僕達の思い込みでやっていいことを狭めてしまっているのではないだろうか。

思い込みを見直せば、まちはもっと自由に使える

そんなことを考えながら生きていると、PUBLIC HACK(パブリックハック)という本に出会って、過剰なルールだけでなく僕の思い込みで、できることを狭めてしまていたということに気付かされた。

書籍では、チェアリング、公園で映画鑑賞会、近所で野宿、街中でBAR、などの事例が書かれており、「こんなこともしていいんだ」と目から鱗だった。

例えば、街中でのBARについては、お客さんからお金をもらう場合は飲食店の許可や場所代、食品を扱う資格など色々とハードルが立ちふさがるが、お金をもらわなければ友人同士でお酒を飲んでいるだけなのだから何も問題がない。
考え方ひとつで、できることはたくさんあることを知った。

まちで、どんなことをすればいいのか

まちをもっと自由に使う余地があることは分かった。というわけで、さっそく自分でももっとまちを自由に使って楽しみたい。
だが、具体的にはどのようなことをしていけばいいのだろうか?できそうなことを少し考えてみた。

・荒川で花火
・近所で野宿
・BARごっこ
・外でテーブルを広げて朝食
・野外で映画鑑賞
・花見スポット巡り
・夜景スポット巡り
etc

僕はあまり社交的な人間でないので、BARごっこのような集団でないとできないものはおいおい考えるとして、まずは一人でもできそうなものから試して、ここに載せていこうと思う。
実はまちの空間はもっと自由に使っていいことを知ってもらって、僕達の生きるまちがもっと楽しくなっていったら嬉しい。


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