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路上でBARを開催してみた話
公共空間をもっと私的に自由に活用する、ということを以前からやってみたいと考えていました。やってみたかったことのひとつである、路上でのBARが遂に実現できました。
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路上BARの経緯
僕はBARや酒場に行くのが昔から好きだったのですが、数年前に住んでいた、江東区の有明にはBARがなかったんです。
最寄り駅に着いて、ウイスキーやカクテルでも一杯飲んでから帰りたい気分だな、と思ってもBARがない…!これは、お気に入りのBARに通った経験のある方なら、この苦しみを分かってくれるのではないでしょうか。
その後、パブリックハックという書籍内で、公共空間でBARを開催するという取り組みが紹介されており、それを見たときに「そうか、この取り組みをやればよかったんだ!」と目から鱗が落ちるような気分になりました。
BARがないことを嘆くよりも、公共空間はたくさんあるのだから、BARを作ってしまおうということです。
路上BARの形式
BARといっても、厳密にはBAR風に外で友人と飲む、という取り組みです。
というのも、一般の方からお金を取るなら営業許可を提出しなければいけませんし、飲食物を提供して対価をもらうなら、食品衛生の資格なども必要だと思います。
なので、営業ではなくあくまでも友人同士で路上でお酒を飲んでいる、という取り組みです。
ただし、BAR風の佇まいにしているので、お店かと思って気になって近付いて来た方にはお酒(ふたの開いていないビール)を自由に提供します。
路上BARの結果
路上BARを行う場所は、友人が住んでいて、駅周辺にBARがないという北国分駅前になりました。
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テーブルや椅子やお酒につまみなど、準備を整えていざ開始です!
さて、一体何が起こるのでしょうか。ワクワクが止まりません。
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この日は気温が暑すぎず、外でビールを飲むのにぴったりで、ビールがおいしくどんどん進んでいきます。外にいる解放感で会話もはずみます。楽しい時間が過ぎていきます。
路上BARの取り組みなので、可能ならば通りかかった人と一緒に飲んだり、会話したりもしてみたいものです。ですが、北国分駅を甘く見ていました。
駅前なのに人が全然いません(苦笑)
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たまに人が通り過ぎるのですが、何というか、一緒に飲むとかそういう空気じゃないんです。
せっかく酒もあるし、つまみもあるのに。
もっと駅に近付けばいいのではないか、ということで、駅の目の前に移動してみました。
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移動しても、そもそも人がいないので、あまり状況は変わりません。
というわけで、外で友人と楽しく飲んだ日となりました。思い出は美しい!
次は、人も飲み屋も多い北千住で実施してみたらどう変化するのかを試してみたいと思います。もし見かけたら、ビールをふるまうので声かけてください。
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