育児:アンパンマンでも北欧知育玩具でも

うちの子は、アンパンマンが好きです。特にぬいぐるみをぎゅっと抱っこするのが好きです。

僕も妻も、はじめの頃は、アンパンマンのグッズやアニメは見せないでおこうと思っていました。アニメに関しては、アンパンチなど、暴力的な一面があるため、あまり教育に良くないと思ったからです。

ただ、子どもがどんどんアンパンマンを好きになっていくので、仕方ないかなと思い、ぬいぐるみを買ってあげたりしているうちに、キャラの名前をどんどん覚えていきました。30ピースのパズルを買ってあげたところ、大人よりも上手に、ピースを当てはめられるようになりました。

本当は、親としては、北欧の知育玩具でおしゃれに遊んでほしかったのですが、現実はそんなにスマートじゃなくて、俗っぽい世界で子どもは育つんだということもわかりました。

北欧の知育玩具は、とても洗練されていて、抽象化が進んでいるように思います。ユニバーサルです。一方、日本のアニメキャラは、非常に具体的で、キャラの顔、名前、ヒストリーなどがとても混み合っていて、具体的です。ローカルです。

その意味で、北欧知育玩具と日本のアニメキャラグッズは対照的であるように思います。どちらがいいのかは判断がまだできません。

しかし、とっかかりやきっかけは、違えど、最終的には、同じことではないでしょうか。すなわち、名前を覚える、名前をつける、可愛がる、パズルで頭を鍛える、お絵かきで指先を鍛える、空間把握を行うという意味においては、どんな玩具で遊んだとしても、行為や学習として経験することに、大きな違いはないように思います。

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