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深読み

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少し考えた時の記録です。回顧、反省なども。 他には、クリヤヨーガやヴェーダに関する書籍の読書記録も。
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2022年9月の記事一覧

深読み:ノベル

海外の作家で好きな小説はというと、

ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」
トルストイ「アンナ・カレーニナ」
ゲーテ「ファウスト」
カミュ「異邦人」「ペスト」
ベルンハルト・シュリンク「朗読者」
カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」

が思い浮かびましたが、もっと色々ありそうな気もします。

深読み:小説

日本人作家の小説で好きなのはというと、

夏目漱石「こころ」
宮沢賢治「よだかの星」
遠藤周作「深い河」
村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」
平野啓一郎「空白を満たしなさい」

が浮かびました。

深読み:ノンフィク

ノンフィクションでよく読んだなという本を5冊あげるとなると、

茂木健一郎「脳のなかの文学」
岩宮 恵子「思春期をめぐる冒険―心理療法と村上春樹の世界」
沖田瑞穂「マハーバーラタ、聖性と戦闘と豊穣」
広瀬和生「クイーンズライク詩集」
荒木飛呂彦「荒木飛呂彦の漫画術」

あたりでしょうか。広瀬さんのは歌詞の翻訳書なので、ノンフィクションではないですが、今は落語評論家としてのほうが有名かもしれないです

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深読み:岩波文庫

岩波文庫で好きな本を3冊と言われると、

中村元・紀野一義訳注「般若心経 金剛般若経」
上村勝彦訳「バガヴァッド・ギーター」
マルクス・アウレーリウス「自省録」神谷美恵子訳

です。どの本も手に取る頻度の高さから選びました。

深読み:叩く

叩かないといけない。

不謹慎な言葉ですが、たまに脳裏をよぎります。

何なんだろと気になっていました。

昨日坐禅会に参加して思い出しました。警策のことでした。平たい棒で肩を叩いてもらうやつです。

聖僧さんからの励ましですね。

あと勝手な解釈ですが、のめり込みすぎていてもこの警策も必要な気がしています。周りと自分が一体化しすぎていたり、周りが見えなくなっていたり。

なんかそんな時に、

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深読み:坐禅会

座禅会に参加しました。初めて行くお寺でした。
方丈さん(住職さん)のお話が、とても響くところがあり、仏教の教えは、しっくりくるなぁと思いました。
バガヴァッド・ギーターでも、一貫して言われていることですが、世俗の人間は、快楽を求めることに躍起になっているということです。
坐禅とは何もしない時間を持つこと。「自分が」「自分のもの」と言った自我の意識や所有欲は、少なくともその時だけは、仏様に預けて、ひ

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深読み:資料

今週は月曜日と金曜日が休日でした。しかし、仕事の資料などを作成する必要があり、忙しいです。
資料作成って、やる前のストレスってすごくて、やり始めると、楽しくてあっという間に時間が過ぎて、気がつけば、結構遅い時間になっています。
パワーポイントなどのスライド作成は、学生時代からやっていますが、昔に比べると、最近は、カラフルで写真や動画などを要所要所で使うことも増えたように思います。
「見せる」「相手

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深読み:年齢

この小説では、歳を取るというのは嫌というだけの単純なものを言いたいわけではなく、失った親友と年齢が離れてゆくことの寂しさと、自分が大人になってしまうことの思春期特有の漠然とした不安感が漂っています。

どうして誕生日を祝うのか、僕も幼い頃そう思っていました。自分一人で考えていると、歳をとることは嬉しくないというのが本音で、不安すら感じます。でも、周りが祝ってくれるものだから、嬉しくするのが普通なん

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