深読み:坐禅会

座禅会に参加しました。初めて行くお寺でした。
方丈さん(住職さん)のお話が、とても響くところがあり、仏教の教えは、しっくりくるなぁと思いました。
バガヴァッド・ギーターでも、一貫して言われていることですが、世俗の人間は、快楽を求めることに躍起になっているということです。
坐禅とは何もしない時間を持つこと。「自分が」「自分のもの」と言った自我の意識や所有欲は、少なくともその時だけは、仏様に預けて、ひたむきに座る。
「何かしなければならない」「自分はこうならないといけない」そう言った他者から課せられる自分から、離れる時間を持つ。社会や家庭における自分も本当の自分かもしれないけど、何からも束縛されていない自分もまた本当の自分である。座禅はそういう本当の自己を見つめる時間。
そう言ったことをおっしゃられておられたと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?