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好きな人と穏やかに暮らしたい

25才になる娘は3月に結婚する。
先日、婚礼の打ち合わせで、娘夫婦の友人らと同席した。
三十路なのに、みんな結婚しているから
披露宴、二次会の進行、受付を誰にするとか、
余興はどんなことするとか、それはもう手慣れたものだ。

「○○ちゃんの時のサプライズは、仲間内でコンペ形式にして
Aちゃんが勝った」とか、仕事のノリでこなしている。
今回はどんなことしようか、超たのしみ!と、みなニコニコ。

アラフィフ世代の私たちは、青春時代がバブルだったせいか
「結婚する前に思い切り遊ぶ」という傾向が強かった。
結婚したら、気持ちを引き締めないといけないから
自由なうちに自由に楽しく生きるんだ‥‥と考えていたような。

娘には思い切り人生を謳歌してほしいから
名前も「花を織り込んだような美しい人生を」
ということで、「花織(かおり)」とつけた。
「早く片付いてほしい」なんて微塵も考えたことがない。
だから、25才で結婚するなんて、正直驚いている。

IT系の会社に勤める娘の職場では(平均年齢30才)
既婚の若者がとても多いらしい。
かといって、所帯じみた雰囲気もなく
仕事もプライベートも、思い切り楽しんでいるようだ。
「時代は変わったのねぇ」と驚いていると

「若いうちは遊びたいとかじゃなくてね
 早く好きな人と穏やかに暮らしたいみたいな感じかな。
 そういう価値観が今の若い子には浸透している気がする」

とのことでした。
ほぉ‥‥。
世間的には晩婚化の傾向にあり、少子化だし
恋人さえ作るのが面倒という話を聞いた時は本当にびっくりした。
結婚したとしても挙式を挙げないカップルが半数らしい。

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そんな中、小笠原伯爵邸という素敵な式場で
挙式を迎える予定の娘たちには、感謝しかない。
素敵な邸宅なので、正直とても楽しみです。

お嫁さんの手を取り、新郎へバトンタッチする役は
ふつうは父親が受け持ちますが、私がやることになるそうです笑。
「じゃ、紋付袴にするか」と言ったら大受けでした。

もちろんお着物で参列します。

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