労働基準監督署からの呼び出し⁉
それは、先月の終わりの事
特定記録の赤ハンコが押された一通の封書が届いた
東京労働局~Safe Work TOKYO~と書かれたその封筒を
恐る恐る開封してみると
「労働条件に関する調査の実施について」という文書がでてきた
いったい何ですの?コレ?
よくわからないが あまり嬉しくない呼び出しだという事は確かだ。
慌ててネットで調べまくると、この通知が来るのは
①定期的に行われる調査で、管轄内の事業所から無作為に選ばれる
②従業員、または退職した従業員からの調査依頼
③過去に過労死した従業員がいる
だいたい この3パターンのどれかにあてはまる事業所らしい
ウチは③は無いし、②も無いはず(そう思いたい)
となると 選ばれちゃったんだろうな、無作為に。
その後もあれこれ調べるものの ネットの情報はどれも漠然としていて
要領を得ないが、そんなにビクビクする事ではないらしい
でも、呼び出し書に「所要時間2時間00分」なんて書いてある
いったい何を質問、調査されるのかと身構えちゃいますよ
専属の社労士さんや弁護士さんでもいればお願いもできるんだろうけど
極細企業の弊社にそんな余裕はない
とにかく持参する必要書類を整えなければ!
①就業規則
②時間外労働、休日労働に関する協定
③タイムカード等、労働時間が確認できる書類
④賃金台帳
⑤年間カレンダー等、年間所定労働日数がわかる書類
⑥労働条件通知書、雇用契約書
⑦自主点検票
ここで私が気を付けたのは 労働時間や年間労働日数に
違反がないかどうか、そして都の最低賃金の再確認。
最低賃金に関してはちょくちょく法改正があるので要注意
それから この数年は特にコロナ特例などもあったので
そちらも併せてチェック。
労働基準法に関しても 隅から隅までの丸暗記はムリだけど
大事なところだけ頭にいれておいた
(これが後に役立ったので後半で詳しく書きます)
⑦の自主点検票というのは通知書と一緒に同封されていた
書き込み式のアンケートみたいなもので
会社情報や 従業員数、事業所内で一番給料の低い従業員名
有給管理簿の有無、タイムカード機器の有無
過労死レベルの残業をした従業員の有無
などを記入するようになっていた
そんな訳で ひとりコツコツと書類をまとめ
それらのすべてのコピーをとったりして提出に備えた
あとはもう聞かれた事に対して真摯に答えるのみ
そう腹を括って当日を待ったのでした
次回につづく
これから調査を受ける事業主さまの参考になれば嬉しいです
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