Anycubic i3 MEGA-S 稼働準備。そうそうにLCDへ換装
まずはコンセントを挿しテェ〜 からはだいぶはなれてしまっていますが、MEGA-Sの稼働準備が着々と進行中です。
取り敢えずお気に召さなかったTFTを、12864のグラフィックLCDにダウングレード?
MEGA-SのTFTはスタンドアロンで動いているのでCPU負荷が無いのがメリットですが、Marlinとの通信で動作するのでバグりやすいのがデメリット。
グラフィックLCDはMarlinからの直接制御になるのでCPU負荷の上昇とその為のメモリーが消費されてしまうのがデメリットかな。メリットは全てがMarlinの支配下になるのでMarlinの出来栄えレベルでバグらない。あとはエラーメッセージがちゃんと表示されるのでカスタムでのトラブルシュートにはいいんじゃないかな? 当然ファームウェア次第で色々な機能の項目などの追加が可能で便利です。
この構成でATMEGA2560+RAMPS1.4+LCDで純正構成? Marlinが想定する基本的な構成になりました。Windowsで言うとリファレンス基盤で標準ドライバー動作みたいな安心の仕様です。
このLCDはMarlin内では、
#define REPRAP_DISCOUNT_GRAPHIC_CONTROLLAR
で定義されているので、コメントアウトされているのを//を消すだけで利用出来ます。
Anycubic MEGA-Sはヘッダーファイルが提供されているのでカスタムも簡単にこなせてしまいます。コレがこの機種を選定した理由かな。
しかしMarlinってとっても便利に出来ていますね。
今スタートなのでMARLINは2.0.xで始めることにしました。重いとかデカイとかそう言うのは無いみたいですね。
8bit機なんで1.x系を使用する感は有りますが違いは? 分かりません。
残念ながらこの基盤は撤去。
回路に繋がるコンデンサーがあるんですがフィラメントぼ検出用なのでまぁ、と り あ え ず 大丈夫です。
千切った配線はこのように繋げます。コレもファームウェアをイジれば何処でも?良いのですが、今回は元のままの構成で復元しました。
赤 → T0 サーミスタ 極性なし D67 — A13
黒 → T0 サーミスタ 極性なし GND
青 → -X X軸リミットセンサー D3 (PWM, INT5)
黄 → -Z Z軸(向かって右)リミットセンサー D18 (TX1 / INT3)
茶 → +Z フィラメントセンサー D19 (RX1 / INT2)
緑 →
上記のように繋がっています。緑色の線は「Z_MIN_PROBE_PIN」と定義されていてホットエンドまで引き出されています。BLTOUCHの信号を接続出来るようになっていますが、現状では未使用なので接続しませんでした。
ファームウェアは次回。