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Anycubic MEGA-S 着弾。 からの所信表明。

我が家に MEGA-Sが着弾しました。

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 3Dプリンターは安いものばかりで4台目。安くてもそのまま使えるプリンターが有れば良かったのですが、実際はどの機種も一長一短。

過去に使った3Dプリンター・Crazy3DPrint  CZ-300 ・PRYMAX S250 ・VOXELAB Aquila 


結局の所はファームウェアのMarlinを含む3Dプリンター自体が発展途上(というか過渡期)なので、自分でファームウェアをイジれないと調整し切れないのかなと、

思う所は、少し前までの時代は「高剛性」「ダイレクトエクストルーダー」「軽量」で ノズルをチャキチャキ動かしてフィラメントの吐出量の変動を割と少なく保って印刷していたのかなと、そのためには「高価なハードウェア」がセットで必要だった。まぁ代表機種として当然「PLUSA i3」にはじまりそのクローンたち。 当然 MEGA-S は i3 と付いていただけあって PLUSA i3 のクローン機なんですが、ボーデンタイプだし少し独自の路線ですね。 

 今の時代はENDERなどのアルミ押し出し材を使用する、悪く言うと低剛性のマシンたちがその販売価格から勢力を伸ばしているところでユーザー数も鰻上り?だと思います。低剛性なので当然スピードが出ると軸の位置決め精度が下がるのでダイレクトエクストルーダーをやめてボーデンタイプに、それでもスピードを落とさねばならないこともあり、そうなって来るとMARLINのエクストルーダーの制御と吐出量の実際が合い難くなりさらにスピードを落とさないと印刷品質が保てない。そうするとジャーク制御もイマイチしっくり来ない。そんな悪循環のさなかなのが今の実際なのではないか?なんて思います。

 そんな中、そのためにというわけではないと思いますが現在のMARLINの取り組みとしては 「LinearAdvance」 や 「Junction Division」など 取り組みがなされています。 ですが LinearAdvance は使用するには手数ずが増えすぎてしまうので市販品への採用は? ですし、制御自体も「1」を超えるようなK値での使用はどうなのかな? 玉成がなされていないようにも感じます。 Junction Division の動作は大好きですが、まだ市販品への採用はごく少数なのではないでしょうか? 

そんなこと言いながらも普通の3Dプリンターはホットベッドへの定着すらもおぼつかないのが現状なんですけどね。


印刷が必要な時にパパッと手軽に印刷できるような、「3Dプリンターと聞いて漠然と思うイメージそのままの3Dプリンター」が欲しくて、今回はこの75cmの限られたテーブルスペースの中で MEGA-Sを好みのプリンターに育てていきたいと思います。

MEGA-Sを選んだ理由は、まず剛性がありそうなボディー。あとはMarlinのヘッダーファイルが提供されているのでファームウェア作りのハードルが低いって所ですね。
新品は割高と感じたのでジャンク品を購入してのスタートです。

ファームウェア作りにも取り組んでいきたいと思います。

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