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今井るるさんの離党について思ったこと

一昨日、立憲民主党の岐阜5区の総支部長である今井るる氏が離党して、自民党の推薦を受けて岐阜県議会選挙に立候補するというニュースが出ました。

本人からの発信のない段階で心情を書いています。

そして1月7日㈯に今井るるさんご本人から、おおむね報道通りの内容で伝えられました。

これまで、今井るるさんにはそれなりの事情があってのことだと思っていました。

たしかにいろいろな事情はあったと思います。

岐阜という土地は保守的ですし。
立憲民主党の岐阜県連はまったく組織として機能していないのでしょうし。
そもそも立憲民主党の組織運営がガタガタで、地方組織のことまで手が回らないのでしょうし。

ただの一般人の立憲パートナーズの私には、知る由もないことがあったのでしょうし。

でも、今井るるさんが政治の世界に入ろうとしたときにさかのぼると、どうも彼女は立憲民主党を希望していたわけではなさそうだった。

野党でも与党でも、どちらでも良かったのかも知れない。
それがわかった途端に、彼女に同情していた気持ちはかなり削がれてしまった。

やりたいことがあるから政治家を目指すのだろう。今井るるさんが出した文書の中にあるのは、自民党でなければ・・という一文です。

そうだったのなら、自民党から立候補するべく努力すればよかったのではないか。

自民党では叶えられないことがあるから立憲民主党を選んだのではないのだった。

そうか・・なら仕方ない。
というしかない。

ただ気の毒なのは、ずっと近くで応援してきた人たちだ。

私はその人たちの気持ちがほんの少しだけわかる。

心から応援したいと思った政党から立候補してくれた人が、立憲民主党に対して何の思い入れもないことがわかって心から落胆したことがあるからだ。

今井るるさんには、同情して余りある事情があるのだと思う。
もしも自民党に入れなかったから立憲民主党を選んだとしても、あれだけの戦いをして、保守層をビビらせたのだから立派だった。

だからこそ、次の挑戦を国政と決めるまえに、政党としてしっかり支えられる体制を整えて欲しかった。

だから同情します。

しかし、それでもやはり人としての裏切り行為は許されるものではないのです。

若いから、知らないから、わからないから・・
それはそうでしょう。
でも、それは言い訳にもならないし、それが許される要因にもなりません。

今井るるさんは26歳です。
立派な大人です。

嘘をついて人を傷つけてはいけない
人に迷惑をかけてはいけない

これくらいのことは、幼稚園のころから教わってきたはずです。
そういう人として最低限のことがわからない、人の気持ちを考えられない人が政治家になるとどうなるのか、自民党の議員たちを見れば想像できますね。

今井るるさんにはホントに感謝しています。
希望したわけでもないのに、立憲民主党から立候補してくれてありがとうございます。

これからのあなたが歩む道は、恐ろしく険しいでしょう。
ずっと裏切り者のレッテルがついて回ります。
その覚悟で選んだ答えでしょうから、頑張ってください。

せめて、近くで支えてくれた人たちには、誠心誠意の謝罪をして欲しい。
嘘偽りのない言葉で、本心を話してあげて欲しいと思います。
そうじゃないと、政治不信どころか人間不信になってしまいますよね。

そして立憲民主党は、組織運営を根本から立て直して欲しい。
公認だけして放置するのは、もういい加減にしてください。

私は立憲パートナーズ兼協力党員として、淡々と活動するしかありません。
しかし今回の今井るるさんの件で支持者の多くが傷ついています。
団結力を高めて、自公政権の悪政を終わらせるための戦い方を本気で考えましょう。

静かなる闘志の炎は、まだ消えていません。
完全に消えてしまう前に何とかしましょう。

立憲パートナーズの心の叫びでした。

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