Lin Lie(リンリエ)/LAKUDA HOTEL

ラクダホテルの住人。 むすび手、おむすびの人。 月の満ち欠けに合わせて、おむすびや台湾…

Lin Lie(リンリエ)/LAKUDA HOTEL

ラクダホテルの住人。 むすび手、おむすびの人。 月の満ち欠けに合わせて、おむすびや台湾茶、聲の響き、聴くことを通して 「わたしの軸につながる時間と場所」を手渡していきたいです。 https://lakudahotel.me

マガジン

最近の記事

四十肩流浪の旅/ルート治療4回目

前回の治療から2週間とちょっと、4回目のルート治療へ。 整体に通っていた時は、治療後数日で痛みが戻り、次の治療まで痛みに耐えながらその日が来るのを待っていたのだけど、ルート治療は、治療後もさらに徐々に改善していく感じがある。今は、日常的な痛みはほとんど皆無。この文章を書きはじめた頃は、タイトルにある通り、四十肩治療の流浪をしていたけど、今はすっかりルート治療に定着しています。 さて、4回目。 四十肩はよい兆しだけど、左の臀部奥あたりの違和感が増してきたこの頃。引っ張るよう

    • 四十肩流浪の旅/ルート治療3回目

      前回から2週間ほど、3回目のルート治療へ。 ○左肩の可動域は改善している感覚あり 前へ120度くらい、横へ90度ちょっと上がる (前回の施術後すぐの状態:前へ90度以上、横へ90度近く上がる) ○痛みは、初めて治療にいく前のいちばん苛烈な時の痛みの総量を1000とすると、今現在は200くらい。 そう、日常的に痛みをほとんど感じないほどまでになってきていて、これは、とてもとてもうれしい。痛みがないだけで、可動域が狭いくらいのことは、ほとんど気にならない。なにしろ、痛みと可動

      • 四十肩で気づいた、「聴く」の願い

        昨年の春くらいから、肩に違和感を覚え出し、いわゆる、四十肩的な症状で、信頼する整体の先生のところに通って調えていたものの、あまりに痛みが苛烈&長期間続くので、何か違う病気なのかしら?と不安がよぎり始めて、安心するためにも検査してみることに。 ふだん、あまり病院というところに馴染みがないので、まずは、整形外科(四十肩はこの管轄らしい)のリサーチ。今暮らしている街には、数多の病院があり、さて、どこに行けば良いのやら。家族や友人に聞いたり、ネット検索してみたり。口コミをある程度参

        • 四十肩流浪の旅/ルート治療2回目

          前回の治療から1週間ほど。 初めてのルート治療を受けたあと、明らかに痛みは軽減している感覚があって、夜間通も減り、痛みで夜中に起きることは少なくなっている。 これまで整体や整骨院でも、一時的に改善する感覚はあるものの、すぐに元に戻る(痛い)を繰り返していて、今回のルート治療も半信半疑だったのだけど、軽減している感覚は1週間経っても変わらなかったので、2回目の治療へ。 ちなみに、昔から鍼灸好き。相性が良いのか、痛みがあると利用している。 ただ、ルート治療のことは知らなかったの

        四十肩流浪の旅/ルート治療4回目

        マガジン

        • からだのこと
          5本
        • 聴くおむすび
          9本

        記事

          四十肩流浪の旅/体験忘備録(2024年2月現在進行形)

          これは、完全に私的な、四十肩の体験忘備録です。 色々な治療を試して、今現在(2024年2月時点)も流浪しています 笑 もしかしてもしかしたら?いつかどこかの誰かの、お役に立てることがあるかも?と思って書いてみることにします。 (私自身、四十肩って?とネット検索していく中で、いくつかの体験記に出会い、読ませてもらうと、ああ、こんな症状もあんな症状も私だけではないのね、と安堵したり、何をしたらいいの?みたいなことを参考にしたり、できて、とても助かったので) さて、右肩に違和感

          四十肩流浪の旅/体験忘備録(2024年2月現在進行形)

          お散歩中の(聴く筋トレ①)

          2024年が明けた頃、近所をお散歩していたら、年配のご婦人が片手に杖、片手でスーパーの袋を持って歩いていました。その袋はご婦人にとってはとても重たそうで、ゆっくりとした歩幅で歩くのがやっと、という様子だったので、お手伝いしましょうか?と声をかけてみると、ご婦人は不安と安堵が入り混じるような表情で、お願いできたら嬉しい、と答えてくださったので、ほっとして荷物を預かりました(余計なお世話かな?と、声をかけるのをためらう時って、よくある)。 聞けば、家はすぐ近くとのこと。 腕を貸

          お散歩中の(聴く筋トレ①)

          リサ物語が教えてくれた「聴く」のパワフルさ(聴くシリーズ番外編)

          少し前に、実家の片付けをしていたら、小学校4年生の頃のB5サイズのノートが1冊出てきて、開けてみると、一編の自作の物語でした(え!笑) 小学校低学年の頃は、毎日学校の図書室に通い、ひたすらに物語を読んでいた時代で、世界少女名作やアルセーヌ・ルパンシリーズなどの海外の物語が大好きな妄想少女でした。ノートの始まりには、リサ・プティパという主人公を始め、登場人物の紹介が書いてあり、40ページほどの物語は、案外、起承転結がしっかりしていて、なかなかに面白くて一気に読み終わり、「10

          リサ物語が教えてくれた「聴く」のパワフルさ(聴くシリーズ番外編)

          私の願いが「聴くおむすび」だったのね(聴くシリーズ⑥)

          聴く人・ちいさんに、 「どうして、聴くおむすびを始めたの?」と問われて、 改めて、なんでだろう?と考えてみて出てきたのが2つ。 これまでおむすびを手渡していく中で、おむすびは自然と人の心をほぐし、おむすびを頬張りながらおしゃべりをすることで、さらに何かがほぐれているように感じていたので、「聴いてもらう=安心して話せる」にフォーカスした場があることで、さらに深くほぐれていくんじゃないかな?そういう時間を手渡せたらいいな、と思ったから。 自分の「聴く」の体験を増やしたいから。

          私の願いが「聴くおむすび」だったのね(聴くシリーズ⑥)

          「聴く」をしているか?あるいは、「聴く」はされているか?(聴くシリーズ⑤)

          では、ふだんの日常の中で(意図的に何かのスイッチを押していない状態の時)、 「自分自身は聴くをしているのか?誰かから聴くはされているのか?」 を改めて観察してみた。 聴くスイッチが標準装備されていない私の場合は、自然に任せていると、 「聴く」よりも「訊く(問う)」スイッチがon状態だと気づいた。 (新しいスイッチ!(笑)これについてはまたいつか) ということは、ふだんの日常の中で、私自身は「聴く」をしている時間はそう多くはないように思う。 では、誰かから「聴く」はされてい

          「聴く」をしているか?あるいは、「聴く」はされているか?(聴くシリーズ⑤)

          聴くスイッチを押してみる。(聴くシリーズ④)

          聴く人・ちいさんに教えてもらったこと。 聴くスイッチと伝えるスイッチ。 どちらを押すのかは自分で選べる。 いつでも、「聴く」をしなくちゃいけない訳でもないし、 いつでも、「伝える」をしなくちゃいけない訳でもない。 「今、私は相手に何を手渡したいのか?」で選ぶとよい。 選べる、って、とても自由で好きです。 ・ ・ そして、ちいさん曰く、 聴くスイッチがそもそも標準装備されている人とそうでない人 がいるらしい。 ちいさんは完全に標準装備タイプで、苦もなく「聴く」をする人。

          聴くスイッチを押してみる。(聴くシリーズ④)

          じゃあ、「聴く」って?(聴くシリーズ③)

          じゃあ、「聴く」ってどういうことだろう? 聴く人・ちいさんから教えてもらったのは、2つの基準。 自分の考えや感じたことを伝えるのではなくて、 相手の話を尊重、共感、理解しようとする態度が「聴く」こと。 うーむ、なるほど。 (私はいつも、どんな態度であるのかな?) ・ ・ 私は、父と母と姉の4人家族の中で育ったのだけど、 私以外の3人はとてもおしゃべりで、主張もはげしめ 笑 父は我田引水タイプで、いつの間にか自分の話にすりかえる。 母は自分の興味のあることを話し続け、興味の

          じゃあ、「聴く」って?(聴くシリーズ③)

          「聴く」との出会い(聴くシリーズ②)

          「聴くおむすびの時間」についての前に、 まず、「聴く」との出会いについて書こうと思う。 出会いは、5、6年前に参加したプログラムの中で NVC(非暴力コミュニケーション)に触れた時。 「話している内容やできごと自体ではなくて、その奥にある、 話し手が大切にしていることに心を傾けて聴きましょう」 みたいな説明だったかな。 「聞く」ではなくて「聴く」。 数人で輪をかこみ、ひとりひとり順番に話をする。 話し手はいつも通りに自由に話し、聴き手は、心を傾けて聴く。 その時に初

          「聴く」との出会い(聴くシリーズ②)

          聴くおむすび、って??(聴くシリーズ①)

          今年の6月から、ラクダホテルで、 「聴くおむすびの時間」というものを始めました。 それは何? おむすびが聴くの?? リンちゃんの話を聴くの?(聴かされるの?) 反応は様々だけど、 大抵、後ろに「疑問符(?)」がついている感じ。 ですよね。笑 ある日、自分の中に「こんなことがやりたい!」とイメージがむくむくと出てきて、じゃあ、どんな名前にしようかな?と出て来たのが、 「聴くおむすび」。 わかりづらいかな?と頭をよぎったし、他にも少し考えてはみたけど、 自分の中で何度か問

          聴くおむすび、って??(聴くシリーズ①)

          Lin Lie/自己紹介

          はじめまして、こんにちは。 リンリエ(Lin Lie)と申します。 名前の始まりが2つともLで、涼やかな響きがでとても好きです。 両方の祖父母が台湾から神戸へ渡って来たルーツがあり、 神戸で生まれ育ちました。 日本語はぺらぺらで、 中国語(マンダリン)はぼちぼち、 台湾語はまったくわかりません。 神戸で二十歳過ぎまで過ごしたあと、 北京や上海や東京、山陰の山奥や九州の離島で暮らし、 留学やフリーランス、会社員を経て、 2018年秋から「ラクダホテル」という屋号で活動を始