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【7】初心者がXやS+勢ばかりのリグマとプラベに潜り込み、ガチマで20キル達成し、エリアSを目指すようになった、その濃密な1カ月の記録~2020年5月から周回遅れで始めたスプラトゥーン2~

タイトルも長いが、中身も長い……!

結論:相手を全員キルすればいい!

・ガチマッチ(以降ガチマと略す)
・プライベートマッチ(以降プラベと略す)

・リーグマッチ(以降リグマと略す)

上記どれでもたとえうまくいかなくても、相手のガチパワーが高かろうがなんだろうが、キルできればカウントも進むし塗りもできるんだなあと、今は思っている。ただ、「キルする」と一言でいっても、そのためにやることは山ほどあるけれど。

この結論に至った背景にあるのは、上記noteを書いてから今日に至るまでの濃密な1カ月がある。

XやS+勢ばかりのリグマとプラベに行っては殺され、たくさんの人からいろんなことを教わり、メモに取って見直してはまとめ、それをひとりガチマで試し、またリグマとプラベに行き……。

1回のnoteで書き切れる気がしないくらいには、濃密だった。今だってどこからどう書くか、迷っているくらいだし。

でも分割する気になれなくて、7~9月にかけて何があったのか、「A-からB-をいったりきたり」と言っていたわたしがどう変わっていったのかなどを時系列順にまとめ、一気に書いてしまった。

おかげでとても長い。だから、面倒になったら目次だけ見て読んでほしいんだ……。

7月末:戦え!シャープマーカーネオ(終わっちゃったけど)

7月末のわたしは、シャープマーカーネオ(以降シマネと略す)を使っていた。シマネは、サブのクイックボム(以降クイボと略す)が非常に役立つブキ。しかしわたしはクイボがそれほど役立つことに気付かず、心惹かれたメインショットを撃ったときの感覚ばかりを重視していた。

さてこの頃のメモを見ると、周りから「クイボをもっと使おう」という点を教わっていたようだ。というか今見ると「まずサブをもっと使おう」という話に見えるんだ……。そっか、サブ、ほとんど使ってなかったんだね……。

実際メモには、「開幕、サブを投げるとSPがたまる」と書いてあった。つまりそれまで知らなかった。そう、それすらも知らなかったんだよ。

それにギアもメイン性能重視というか疑似確にしてあって、シマネのサブであるクイボを活かすギアはほとんど入っていなかった。だから遠くまでクイボを投げられなかったし、サブ効率もよくないため、クイボを多く投げることができていなかった。

そんなわたしを見てシマネはこう思っていたであろう。「サブを使ってよおおお!」と。

8月頭:自分用に書いたシマネのギアに関するメモ

そして8月頭、ギアについて相談したり自分でも調べてみたりして、下記のようなことをまとめていた。

★シマネでギアをつくる目的は?
1.クイボを活かす
シマネは対面で勝てないブキが多いから、クイボで味方のアシスト、遠くからの塗りサポート、牽制、足元塗って逃げづらくしてキルとかそんなことがしたい。
2.ぜんぶ殺す&メインでも殺せるように
実際ぜんぶ殺せるかは別だけど、エリアではぜんぶ殺すくらいでいくと負けにくいし、負けても納得いく試合になる。
メインでもやり方次第でキルは取れるから、疑似確がいいんだけど、追加にメイン性能0.1使うのもったいない……。
あと相手の射程と性能考えていくと、正面から乗り込むんじゃなくて、暗殺とかクイボ使って削ったり塗って足止めしてからってやり方がぴったり。
その辺との兼ね合いから、基本にメイン3つ。とっさに反撃するときも相打ちにもっていける。
★考えてるところ
イカ速は追加最低2つ:射程外からクイボ投げたり一旦逃げたりするには2つないと難しいなあ。
メイン性能の基本3:30×4だから実質4確になるけど、3.1にするより0.1をインク回復にしたほうがアシストや塗り、暗殺や対面に役立つ気がする。

ただ、こうまとめつつも今は、N-ZAP85(以降黒ZAPと略す)を使っているんだよね。シマネには全力で謝りたい……!

とはいえ、シマネで学んだことは無駄になっていない。なぜなら、シマネを通じてサブ含めた使い方などを周りが教えてくれたし、それは今のZAPにも活きているわけだからね。ありがとうシマネ。また使うときはよろしくね。

7~9月:そもそもの基礎やTIPSを教わりまくる

そして周りからいろいろなことを教わったんだ。(一部抜粋)

・爆風軽減、ジャンプ短縮、スペシャル減あたりは1個つけておくといい
→カムバックや対物、ステルスジャンプと組み合わせて付けるようになりました。
・同じギアを重ねるほど1つあたりの効果量が下がる
→いっぱい付けすぎてたなあと……反省しましたよ……。
・インクを出したまま歩き回れば見つかりやすい=的になる
→ずっとやってたし、今もたまにやってしまっている。気を付けている……。
・「初手」「膠着状態」「押している」「押されている」4パターンについて考えておくといいかも パターンにはめると楽
→はい、パターンがあるというか、立ち回りすら分かっていなかったんです。
・ウデマエより左下のガチパワーを見る(ウデマエがそれほど変わらなくてもガチパワーの数字があがる=内部のシステム的には上達した証
→これは刺さった。ウデマエも確かに重要だけど、そこだけ見ていてもよろしくないんだなあと。
・相手ブキの射程を見ておく
→立ち回り方が変わるし、突っ込んで無駄死にも減る。
・ブキを上向きにすると塗りが効率よくなる
→ずっと下向きだった……今もたまになってしまうので気を付けている……。

「勝てない、悔しい、勝ちたい」そう思ったわたしが飛び込んだ先はXやS+といったうまい人ばかりいるところだった

わたしが飛び込んだのは、XとかS+とかつまりうまい人ばかり存在するところ。せっかくだから、そこに辿り着いた経緯についても触れておこうと思う。

もともと違う鯖にいたのだけど、ふと見たらそこにスプラトゥーン2に関するチャンネルがあったんだよね。そこに早速書き込んでみると、「あ、スプラトゥーン2専用の鯖があるからどうぞ」と案内してもらえたんだ。

だけど最初は、気後れしていたんだよ。知らない人ばかりだし、もうみんな慣れた感じで話していたし。わたし自身、どうしたものかなあとかなり後ろ向きな状態だった。

でも「ひとりじゃ無理だ。もう分からないことが多すぎる。うまくなりたい!」という気持ちが強くて、気付いたらそこに飛び込んでいたんだ。それに、話したことないのだから怖いわけで。話してみなきゃ分からないわけで。

もちろんウデマエの差にも圧倒されたよ。「邪魔になるんじゃなイカ」と参加をためらったこともあったし。

だけど、「そんなこと気にしなくていい」といわれた。それに考えたら、歴つまりやってきた時間が違う。だからウデマエが違うのは当たり前。……ウデマエが違うだの自分が下手だの、そんなこと気にしてる時間がもったいないな、やっていけばいいと次第に思うようになったんだよ。

それに、「ここはこうしたほうがいいよ」という会話がひんぱんに飛び交う。「勝てないと悔しいし勝ちたい」なんて話したり、死のうがミスしようが「やらなきゃ分からないもんな」と思って、リグマやプラベに参加していたりすれば、いっぱいアドバイスが飛んでくる。

なんて贅沢でありがたい環境なんだ。素直にそう思った。そしてうまくなりたかった。だからわたしは、可能な限りそれをメモしていったんだよね。

そしてそこは、わたしよりウデマエが上だからといって、偉そうな人はひとりもいない。スプラトゥーン2にかんして教えたり教えられたりといった状況になったとしても、それ以外ではくだらない話もできるし、しょうもないことも言える。贅沢でありがたい環境なんだよ、ほんとに。

しかし、脳みそから湯気が出る

しかし最初、アドバイスを処理し切れなくて、こんな状態になっていた。

・言葉として理解はできるけれど、脳が追いつかなくて焦ってしまう
・何からやればいいのか、分からなくなってしまう
・1回でできなくて、「ああー!」となってしまう(語彙力

ある程度分かったうえで、「こうしたほうがいい」と聞いた場合、その1箇所に対して意識付けをすればいいわけだから、それほど疲れはしない。「その1点」にだけ気を付けていけばよいのだから。

だけど、ある程度も何も分かっていなければ、ぜんぶにおいて意識付けが必要になる。……そう、この頃のわたしは、そもそもの基礎すら分かっていなかった。だから、聞くことすべてで「意識付け」をしようとするうえ、すべて一度にやろうとしたので、いつも脳みそから湯気を出していた。

でも、諦めなかった。分からなければできるだけ「分かりません!」といい、何が分からないのかが分からなければ、「まだ今は質問も浮かばないくらい分かりません!」と伝え、メモを取るときは「メモを取るので一瞬待って!」と伝え、テキストでアドバイスをもらったらコピペしては手元に残して、あとで自分用にかみ砕き、プレイで試し……。

分からないなりになんとか分かろうとし続けていた。

8月:黒ZAPに乗り換える

そしてお盆過ぎた頃だろうか。わたしはブキを黒ZAPに乗り換えた。そのときおすすめギアを教わったので、それに沿ってギアをつくった。

・対物
・メイン性能up メイン1個orサブ3個
・人速


今は、ジャンプの機会が増えたため、試しにステルスジャンプをつけている。対物とどちらがいいのか、様子見しているんだよね。また黒ZAPにしたら、メインショットでキルできる回数がわずかながらに増えてきたんだ。

8月:前に出られない

でも、黒ZAPという短射程に変えたのになかなか前に出られなかった。ここでいう前とは、

相手を視認した上で、あいての長中射程からは届かない一番近い位置=前(これも教わったもの!分かりやすくて助かりました!)

……今でもこれは、なかなかできていないんだけどね。

具体的にいうと、黒ZAPは短射程だから前衛に当たる=前に出て塗ったりキルしたりできるのに、後ろでボムを投げるばかりというか、日和っていたというか……。そういう状態だったから、これについて意識付けをし始めたんだ。

8月:キャプチャーボードを購入して自分でもプレイを見返せる環境に

そしてキャプチャーボードを購入した。以前から、プラベの観戦モードやリグマ行った際、周りにプレイを見てもらってはいたのだけど、自分で客観的に見られる状態にはなかった。

つまり見返せないから、どう動いているのか自分で振り返りができなかったんだよね。そこでキャプチャーボードを買ってみたところ、ようやく自分のプレイが客観的に見られる環境になったんだ。

ところが、見返すとへこむ場面ばかり。プレイ中、うまくできた!と思っていても、見返すと「なぜそこで索敵をしていない……」とか「うわ、焦ってエイムがブレてる!」とかばかりで。もう笑ってしまったんだ。

これ、あるあるじゃないですか?え?ありませんか?

そして、録画した一部をYoutubeにもアップし始めたんだよね。あとで見返せるようにと。それから、このわたし視点のプレイも見てもらって、アドバイスをもらうようになった。

8~9月:少しずつ見て分かるようになってきたこと2つ

ひとつは、どのくらいのレベルなのか。

よく一緒にプレイする人に、頭3個分くらい抜けたレベルの人たちがいるんだよね。まだ感覚だから言語化するに至らない部分も多くて、あやふやな説明になってしまうのは許して欲しいのだけど。

その人たちをキルするのは至難の業だし、プラベの観戦モードで見ても、「どうしてあの相手が見えているのか」わたしには分からない……。でもその人たちには見えていて、一瞬のうちに相手をキルしている。一緒にプレイするといつの間にか自分がデスしている。笑ってしまうほど華麗に。

・索敵ができていないんじゃ?
・インクが動いている(相手がイカになって移動しているにもかかわらず、視界に入っていない)のが見えていないんじゃ?

これは、自分のレベルを考えるとそうだと思う。だけどそれ以上に、「相手を見つけることも気付かれずにキルすることも、早い。だからだろうか。彼らをキルできたとき、わたしは少しだけ興奮してしまうんだ……。

もうひとつは、「何をしたら負ける」のか。たとえばこんな感じ

・残りのカウントを見ていない
・ヘイトを集めている敵に気を取られ過ぎて、オブジェクトが無視されている(=ヤグラやエリアのカウントが進んでしまう)
・エリアで敵が全部デスしているのに、前線が上がっていない(前線を上げれば敵がエリアに来る前にキルできる可能性が高まる=安全にカウントを進められる)
・カウントが進まない膠着状態にて敵が落ちており、さっとエリアを塗ればカウントが進むにもかかわらず、敵に意識を向けすぎて塗れていない
・長射程がキルできない=自分や味方がどんどんデスして、人数不利が続く

すべて、わたしがやってしまっていることでもあるのだけど!(絶賛気を付けている)

9月:「そうか!キルすればいいんだ!」という結論に至る

こうして教わったことをやっていくうちに、少しずつ勝てるようになってきた。ただ勝ちといっても中身が変わってきた。

これまでは、「なぜ勝てたか分からない」「周りにキャリーしてもらった勝ち」が多かったんだよね。かみ砕いていえば、ラッキーで勝ってしまったとか、味方に大きな負担をかけての勝ちとか……。

それがやっと「勝ち筋に貢献したうえでの勝ち」が増えてきたんだ。

そして「ルールによってこうしたらいいというのはあれど、ナワバリもガチマもリグマもプラベも、相手をキルできればカウントが進んで勝ちやすくなるんだ」と確信した。

その結果、「相手を全員キルすればいい」という結論というかモットーに至ったんだよね。そのためには、ルールごと、ブキごと、そのほかいろいろ、まだまだ身に付けなければいけないことも多いのだけど。

そして今、意識していること(状況別)

基本ガチエリアに潜ることが多いので、状況別とはいうけどほぼエリアの話かな……。

基本
・敵は全員キルするつもりで(人数有利になればカウントも進む)
・開幕相手のギア構成チェック ステジャンとイカ忍(多くは短射程かローラーだけど、そうでない場合も多い)
・Yでカメラを直す
・ホコの初手は割りに参加 割った分の塗りでSPがたまる
・ジャイロでジャンプ先を選べる ビーコンも(知らなくてずっとジャンプできなかった……すごい恥ずかしい……)
・インクをばらまきながら動かない、さっとセンプクして様子見してキル
・カメラを使って通路の先や下などじっくり見る 死角&飛び出し注意
・復活したときどこを塗ってSPためる?(死んだときにマップを見る)
・「今残っている敵のブキは何で、どの辺りか」
・なんのためにアーマーをはる?打開?前線上げ?目的を持つ
・どこから攻めるかっていうのを組み立てる→ワンパターン防止
・壁とか段差下とか見づらいところにキューバンを張って暗殺
初手
・サブ投げて塗ってSPためたらアーマー張ってサブ投げかキルか後衛系の暗殺
・暗殺が難しければ、キューバンボムを使ったり回り込んだりセンプクして待ったりしてキル
・無理な深追いで死なない=人数不利で負けやすくなる
カウントが動かない膠着状態
・エリアに全員集まっているとき
→可能な限り相手をキルしにいく、ただし無謀な特攻は控え、焦らずに
・侵入されたり敵を追いかけたりで味方がばらけてる
→味方のアシストに入ったり、エリア周辺で死なないよう塗ったり
押されてるときの打開
・人数とSPそろうまで待ってアーマー張って打開
→ただ抱え落ちや味方がデスする可能性もあるため、必ずしもすべてそろってからでなくともよい、状況見て判断
・後衛をキル(ただし前線に相手の短射程がいる状況も多いため状況によって)
・センプクをうまく使ってキル(見つかって死なないように)
・ボムやアーマーを使って相手をどけたりキルしたり
カウントを進めているとき
・とにかく前線を上げていく、これは最優先!
・サイドや上、スパジャンや通路など侵入経路をチェック(マップでインクの塗りなどを見る)
→気付かずに入られたり全員1箇所で応戦してみんなデスしたりするのは避けたい
・ボムやアーマーを使って焦らずにキル(ボム投げるだけでも効果大

そして20キルできた

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これはホコだったかな。……ただ9デスしてスペシャルが2回だから、あんまりよろしくないのだろうけど……それでも20キルできたからつい嬉しくなって。ついといいつつ、結構嬉しいぞ。
(余談だけど、わたしは名前をしょっちゅう変える……)

次の目標

実は、エリアだけ一度A+になれたんだよね。だからエリアはS目標。そのほかのルールはひとまずAが目標かな。とはいうけど、まあのんびりやります。

ウデマエより開幕左下に表示されるガチパワーがあがっていくか、そっちのほうが優先度高いわけだし使える時間もある。そのなかでできることをして、ちゃんとできていれば、自ずとウデマエはついてくる……はず。

今後も(無理のない程度に)、ガチマに潜ったりナワバリやリグマやプラベに混ざったりしていこうと思う。

最後に

このnoteからも分かるとおり、わたしはスプラトゥーン2を全力で愉しんでいる。またそれはリグマやプラベ、ナワバリなどでいつもご一緒するみんなや野良で会った方のおかげでもある。

いつもありがとう。でもプレイ中はモットーどおり「敵はみんなキルする」くらいの気概なんだけど!今後も、全力で仕事して全力でスプラトゥーン2を愉しんでいくよ。


生きてるだけで偉業だよ。