ないじぇるからGENJIへ
2月末ごろ、SNSでふらりと流れてきたものを掬い上げた。
ないじぇる芸術共創ラボ展「時の束を披く―古典籍からうまれるアートと翻訳―」
希望者は図録を無料送付してもらえるというので応募したら、送られてきた。さっそく開いてみた。
なにこれ。面白すぎる・・・!
興味を惹かれるものがたくさんあったけど、特にこれ。ゆめみのえ。絵本もあるみたいで欲しかったけど、すでに売り切れ。
東京に行けたらなーと思うけど、たぶんしばらく無理なので、WEBと図録で楽しんでいます。長塚圭史さんの戯曲も見てみたいし、伊勢物語をもとに作られた川上弘美さんの小説も読みたい。古典にさほど詳しくはないのだけど、現代風にわかりやすくアレンジしてくれたら読んでみたい。
「ゆめみのえ」の元になった絵は、鍬形蕙斎(くわがたけいさい)。初めて知ったけど、このゆるさ、かなり好き!!こういうの描けるようになりたい・・・。
って北斎も思ったらしい。笑
ところで国文学研究資料館:NIJL(ないじぇる)という研究機関も初めて知ったけど、デジタルアーカイブも進んでいて、古典籍データベースにもアクセスできます。タイトル用に源氏物語画帖の画像を入手。
人間文化研究機構国文学研究資料館 /クリエイティブ・コモンズ表示4.0ライセンスCC BY-SA (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/deed.ja)
使用した時はクレジットやらリンクやら記載しないといけないので、ぺたぺた貼っておきます。鍬形蕙斎はNIJLに無かったけど、ここにあった・・・!「立命館大学アート・リサーチセンター(略称 ARC)」要チェック。
さて、こんな具合で古典とのご縁ができたところへ、町立図書館に「あさきゆめみし」全巻が新しく入ったのを発見。借りてきた。
そして夢中で読みふける。
光源氏の女たらし&マザコン&ロリコンぶりにツッコミいれつつ、恋の苦悩は時代を問わずよのぅ・・・と思うのでした。いやぁ面白い。現代語訳で荻原規子さんの作品も読んでみたい。そのうち、そのうちね・・・と数年前から思っていた。
ところで「あさきゆめみし」で少女漫画に仕立てた大和 和紀さんもすごいけど、やっぱ紫式部が、と思ったと同時に脳内ニューロンネットワークが「レキシ」を検知した。
レキシも、すごい。野外フェスで一度ライブを体験したことあるけど、めちゃくちゃ楽しかった(そのとき初めて知った)!!
そんなわけで、古典とのお付き合いが深まりつつある、けふこのごろ。「あさきゆめみし」の続き借りてこよ。
あ、うちのばあちゃんの妹の名前は「ケフ」ちゃん(大正生まれ)。