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「勝者だけが正義だ!」

二つの正しさが自分の中で戦うとき、わたしは本当に悩んでしまう。
どちらかが正義で、どちらかが悪であるときはどちらの味方についてよいかわかりやすくていい。
あるいは、正義も悪もないとしても「こちら側につくのだ」と力強く思えるとしたら。

でも物事には必ず別の立場から見た視点というものが存在していて、そんな時に「こういう見方もあるよね」という声が囁いてくる。
そして、その考え方も深く理解できるのだ。
きっとどこにも唯一の正義や正しさなんてものは存在しない。


漫画「ONE PIECE」のマリンフォード頂上決戦にて、ドフラミンゴがこんな台詞を残している。
とても哲学的で印象深い台詞だ。

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海賊が悪!!? 海軍が正義!!?
そんなものはいくらでも塗り替えられてきた…!!
“平和”を知らねェ子供共と ”戦争”を知らねェ子供共の価値観は違う!!!
頂点に立つ者が善悪を塗り替える!!!
今この場所こそ中立だ!!!
正義は勝つって!? そりゃあそうだろ
勝者だけが正義だ!!!!

善悪なんて一気にひっくり返る、正しさなんて消え失せる。
勝者が当たり前を作り出す。

色々な視点を入れると、「あれもこれもわかる、みんな正しい」となって疲れてしまう。

「あれもこれもわかるけど、自分にとっての正しさはこれだ」と力強く言い切ることができたら。

どちら側の視点にも固執することなく、正しさと正しさの間で自分だけの新しい正しさを作り出すこと。円と円の交わる場所を見つけること。

勝者だけが正義、勝者しか正義を生み出せないのだとしたら
そんな優しい勝ち方を身につけていきたいなと。

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