すぐに「答え」を出す、つくる。
答えのない時代において「問いを立てることが重要だ」という言説が、巷では叫ばれている。高校受験、ないし一部大学での勉強までは、問題が決められていて、それをどのように(早く、あるいは正確に)答えていくことが求められていた中で、問いを自分で立てていくことが求められている、という文脈である。
そんな中で、「問いより大切なことは何か」と一石を投じている記事を見つけた。
この記事に書かれている登壇者の答えを先出しすると、それは
「すぐに「答え」を出すこと」。
問いを立てるために情報をたくさん集めて、答えを出すためにまた時間をかけるのではなく、問いも答えも自分ですぐに出して、間違えていたら修正していくこと。
情報が少ないと、本質的なこと、根本的なことを考えることができる。
自分で想像できる範囲が広がり、豊かなアイデアを出すことができる。
情報は素晴らしいインサイトを与えてくれるけれど、時にそれは無意識のバイアスや思考のストッパーになり得てしまうのだ。
情報が少ないと「これは本当に正しいのか?」と考えてしまいがちだが、まず仮説ベースでもいいので自分の中で答えを出して、その問いと答えをベースにブラッシュアップしていく。
以前の記事でも同じようなことを取り上げたが、一旦形にして、走りながら形にして、自分で自分だけの正解を作りあげていくしかないのだ。
誰かが作った正解が、ずっと正解であるとは限らないから。
悩んでしまうこと、考えてしまうことも多いけれど
できるだけ早く答えを出して、自分だけの正解をたくさん作っていくんだ。
間違ったと思ったら、きちんと「ごめんなさい」を伝えてまた新しいやり方を見つけたらいいのだから。
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