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世の中は事象と解釈のミルフィーユ

この世界で起こる出来事には二種類しかない。
事象と解釈、その二つのみである。

よく言われるのが、「コップの水が半分あった時に、あなたはそれをまだ半分もあると思いますか?もう半分しかないと思いますか?」ということだが、
これでいくと「コップの水が半分ある」事象で、「半分もあると思うか、半分しかないと思うか」解釈だ。

なんだかこれって、本当にどんな物事にも当てはめることのできる魔法の原理原則だと思っていて、身の回りに起こるぜーんぶに適応できると思っている。

事象はひとつしかなくても解釈は無限大だし、解釈が新たな事象を生むこともある。

あらゆる事象と解釈が絡み合って複雑なように見えているけれど、ひとつひとつを要素分解していくと案外シンプルだったりするし、事象だけを取り出してみて他の解釈がないかを客観的に考えてみると違った見え方がする時もある。
事象と解釈のミルフィーユ、それが自分の人生であり、世界である。

これはメタ認知と呼ばれる考え方なのかもしれないし、捉え方を変えてみましょうという自己啓発の類に分類されるものなのかもしれないけれど、ある種わたしは真理だなと思っている。

もろもろ、具体的な出来事を受けてこんなことを思ったのだけれど、noteって外部に発信する媒体なので、全部が全部自分の思っていることや経験したことを詳細に書くわけにもいかない。
具体の濃度を薄めながら、かといって過度に抽象化しすぎて薄まりすぎないようにいい塩梅を見つけながら、自分の中の備忘録として、そしてあわよくば誰かの人生がちょっとだけ良い方向にかわるドライバーとして、物事を残して行けたらいいな、なんてことを思う。


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