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元上司からのお便りで、「人生で不要な経験なんてひとつない」ことを思い出す。

こんにちは。応援家(カウンセラー/インタビュアー)で「 #ジョシの人生50から」LIFE実践中のLairaです。

帰宅したら、郵便受けにポストカードが一通。
差出人は、元上司(仮にMさんとします)。
先日、私のGmailアドレス宛にメールを送ってくださったそうなのですが、返信がなかったので、ハガキで改めて連絡先を教えてくださったのでした。
大きく読みやすい字は、初めて出会った30数年前と同じ♪
うれしくて、ダウンコート着たまま、大急ぎでパソコンを立ち上げ、返信しました!

Mさんは私が新卒で入った組織の直属の上司兼トレーナー(女性)。
当時、すでに40代半ばでいらしたと思うので、今はおそらく70代半ばか後半かも!?(信じられないけど)
インテリ系というより、実務畑の叩き上げ系の方。
春夏はテニス、冬はスキーをはじめ、スポーツ万能+手先が器用で、手芸などもプロレベルとなんでもできるパワフルウーマンで、大きな休みごとに海外旅行へ飛び回っていました。(あ、もちろん、出張も含めて!)
ただ、歯に衣着せぬ物の言い方が、縁故採用のバブル女子(=私)には怖すぎて、社会人1年めはほぼ毎日、職場で泣いていました。

これ、ウソみたいな話ですが、ホントにホントの話で・・苦笑。
始業の5分後にMさんと喧嘩して、泣きながら屋上に駆け上がり、午前中いっぱい、仕事しなかったとか。あんなに職場で泣く人・・・って私のことだけど・・後にも先にも見たことないです!!!

たとえば、どんなことで叱られたかというと・・
書類を机の上に表のまま置きっぱなしにしてランチへ行った。(裏返すとか、しまうとか考えたこともなかったんです。怒られて当たり前〜)
書類は裏返せとは言ったけれど、電卓までなんで裏返すの?と大声で笑われた。
(実は私、ソーラー電池の電卓、どうしたらOFFにできるんだろう?とわからなくて内心パニクってました)
領収証を証票用紙に貼り付ける際、ノリをつけすぎて、ボロボロになってしまった。(不器用なもんで・・)
38℃の発熱があったにも関わらず、部内旅行の幹事なんだから、休むなと言われた。(鬼〜!と心のなかで叫び、フラフラになりながら参加したのですが、なぜか現地に着いたとたん、秒で回復したという不思議)
辛い食べもの、ニガテです!と再三訴えたのに、慣れれば平気!と、部の会食は、当時はまだ珍しかったエスニック料理店ばかり。(ひどい〜!カラダ壊す!と怒っていたのですが、今や辛いモノ大得意なエスニック好きに)
ランチタイムにタクシー使って、かき氷を食べに行ったら、帰り、渋滞に遭い、帰宅が15時近くになった。(そりゃ怒られるよ!)
・・などなど、30年以上も前の話なのに、ちょっと思い出しただけでもこのアリサマ。まさかこんな私が、将来、キャリアカウンセラーになるなんて!!! さすがに笑っちゃいますよね。
でも、当時は、仕事は結婚までの腰かけ。結婚したら、カルチャースクール三昧しながら、マーサ・スチュワートや栗原はるみさんのようなおしゃれなライフスタイルを送るの〜、と本気で思っていました。
注)主婦業、なかでも家事全般が恐ろしくニガテでキライと気づくのは、それから約20年先の話となります。。。

同期の人たちは、年代が近い、優しいセンパイ(男女問わず)と、毎日楽しそうなのに、なーんで私は、親に近い世代のお姐さまがトレーナーなの??
当時は、毎日ぶーぶー文句たれてました。

ところがある朝。
(あ、この日も朝イチの喧嘩だった・・笑)
さすがにきっかけは思い出せないのですが、私がものすごく腹を立て、ギャン泣きし、管理職のオジサマふたりに、あまりにひどすぎると直訴。
さすがにちょっと理不尽すぎるなと思われるできごとだったと思うので、絶対、私の味方になってくれるはず!!!

そう信じて疑っていなかったのですが、なんとふたりとも、
「もしも、○○さん(=私)の言うことが正しいかもしれなくても、僕たちはMさんの肩を持つよ」
とのたまったのです。

は???
なんですって???
やっぱ、 この組織、終わってるよ!!!

驚きすぎて、瞬時にアタマが真っ白に。

ただ、この話には続きがあります。

正確な文言は覚えていないのですが、

Mさんは、実務のプロ。彼女のやる仕事に間違いはない。
(実際、そうでした)
Mさんは決して人を陥れたりしない。
○○さん(=私)がどんなに周囲で悪口を言いまくっても(←すいません)、それでも、Mさんは、○○さんのことを悪く言っているのを聞いたことがない
○○さん(=私)のミスややり残し、いつも黙ってフォローしてくれているの、気づいてる?

そんなような内容でした。
お客さまがいらした時などに使う、(当時では)高層階にあるラウンジで、アイスミルクティーをごちそうになりながら(意外とそういうディテールは憶えているものなんですよね)、優しく諭されました。

そしてそのとき、初めてMさんの誠意やお人柄に気づいたんです。
(たしか1月とか2月・・。配属されたのは4月の下旬)

ああもう書くだけで恥ずかしいお話。
しかも、ちゃんと謝ったか、憶えていないという・・都合が悪いことは忘れてしまう、しょうもないヤツです。

ただ、それを機に、劇的に関係性が変わり、今でも連絡を取っている数少ない方となりました。(その職場では、Mさんともうひとりだけ)

実際、Mさんに教わった数々の社会人としての基礎力。
その後のキャリアでどれだけ救われたか!!!

ファーストキャリアの職場(当時もですが、今では、宝くじに当たるより難しいと言われるほど人気の組織)は正直、私にはいろいろな意味でミスマッチでしたが、Mさんに社会人基礎力を教えてもらったことは、ナニモノにも代えがたく、感謝しかありません。

つまり、人生において不要な経験なんて、ひとつもないっていうこと。

今日いただいたハガキを見ながら、改めて思い出しました。

ではでは。