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これからの民主主義について

民主主義とはなんでしょうか

民主主義とは人民が人民の意思を元にして政治を行う主義。
民主的とはどんなことでも関係する一人ひとりの意見を平等に尊重しながらみんなで相談をして決めて誰でも納得のいくようにすること。

民主主義の在り方について疑問

民主主義とはこのようにみんなで決めるため、この結果が9:1、8:2などの大きな別れる形になるのであればいいのですが、51:49などのちょうど半分くらいになった時に51を採用した場合、49の反対はどのように扱われるのでしょうか
民主主義ですから多い方を選ぶといってもこの差はわずかです。
果たしてこれが民主主義ということができるのでしょうか

例として各々の国の民主制についての質問
日本や欧米諸国は民主主義です。
2022年の調査で自分たちの国が民主的であるかという質問に日本は53%、アメリカは49%の国民が民主的であると答えています。
一方、中国は83%の国民が民主的であると答えています。
中国はご存知の通り主義の異なる国なのですが、その他の国よりも多くの民主的であるという答えを得ています。
この数字は国家への満足度へと変換してもいいのかもしれません。
一般的に50%を切ると内戦状態になると言われており、国での分断というのは日本、アメリカでも起こり始めています。

新しい考え方としての新反動主義

新反動主義や加速主義を提唱している大元の人物としては投資家のピーター・ティールという人物です。
彼のセリフでは「自由と民主主義が両立するとは思えない」この場合の民主主義とはみんなが幸せになるために再配分をしようという意味合いで平等と言い換えてもいいでしょう。
ゆえの自由と民主主義は両立しないというのが彼の基本的な考え方です。

日本の民主主義として

日本の民主主義の歴史を語るために三島由紀夫の言葉を借りるのであれば、「一夜にして天皇主義から民主主義者になるような`からっぽ`な日本人」なのです。
もともと、日本人には民主主義は向いていないのかもしれません。
誰かに従うことを是として、周りの人たちが見ている世間で生きていくことが日本人の習性でもあります。
壁に耳あり障子に目ありとも言います。
日本には他国のように規範となる宗教がありません。
その代わりに世間という目がその代わりになっていたのかもしれません
それがこの国の日本式民主主義かもしれません

民主主義の目的とは

民主主義の目的というのはジョン・ロールズの立場から言うのであれば社会政策として幸せの最大化ではなく、不幸の最小化を目指すということなのです。
では、今の日本は民主主義の国としてどのような国を目指しているのでしょうか
今、生きている人たちはどのような国を目指しているのでしょうか
いえ、そんなに大きなことを考えなくてもいいのです、自分たちがどのような国に住みたいのか
どのように生きたいのかを考えるのは『僕』たちの国に住む人間の責任であると考えてもいいでしょう
それを放棄しているのが今の現状なのでしょうから……

民主主義についての考察メモにて


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