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北欧=スカンジナビア?!言葉選びの難しさ

北欧のお話をするときにどの言葉を使って話すか考える時がある。
一括りに北欧と言ってもいいのだろうかと。

なんせヨーロッパでは北欧のことを「Nordic countries」という。ノルディック・・。
北欧という言葉では「フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、アイスランド、エストニア、ラトビア、リトアニア」8カ国を含む。そのことについては以前noteに書いたのでみてください。

ノルディック・バルティック・スカンジナビア

話を戻そう。正式にいうとノルディックの中に実はバルト三国は入っていないのだ。バルト三国はバルティックだから。
そしてもう一つ北欧を表す言葉に「スカンジナビア」がある。この言葉も=北欧ではない。スカンジナビアにはノルウェー、スウェーデン、デンマークのみ含まれる。よって日本に馴染みの深いフィンランドはスカンジナビアではない。
以前スウェーデン人のおじいちゃんにフィンランドとスウェーデンは全く別物だ!!と言われたことがあった。日本人からしたら「そっすか」程度かもしれないが当人たちはそうではないのだ。日本人はアジア人だけれど東アジアと東南アジアとは同じではない。
そういうことだ。
北欧の航空会社を思い浮かべてみるとわかりやすいかもしれない。スカンジナビアンエアーはノルウェー、スウェーデン、デンマーク共同運営ナショナルフラッグキャリアだし、フィンエアーはフィンランドのナショナルフラッグキャリアである。

だー余計わからなくなってきたという方こねくり回してごめんなさいw
ツイッターに面白い記事を見つけたのでどうしても書きたくなってw
そしてちょっと面白がっていますw

参考記事紹介

英文ですが2つ目の写真がわかりやすいのでぜひ参考に。
https://www.tripsavvy.com/difference-between-scandinavian-and-nordic-1626695

日本では「北欧」という言葉が先行して大人気になり違いを知らない人が多い。情報が誰でもどこからでも拾え拡散できる社会の中で言葉先行の怖さを感じる。
たまに北欧企画などに携わるときに「えぇ???全然知らんやん、それで言い切るの??」となる時もある。とは言え、いちいちあっそれノルディックですね、スカンジナビアではないですとか人が気持ちよく話しているのに茶茶を入れては嫌な奴認定必須である。匙加減たるや・・・
※私も薄知な場合もありますし。

ここから結論

せめて自分が伝える時は正しい情報を発信したいなあと思うのである。
知って「北欧」を使うのか知らずして「北欧」を使うのか話の厚みも違ってくるんだよなあー。

北欧は大人気だけれど上っ面を伝えて人気を獲得したいのではない。真の北欧ライフスタイルを伝えていきたい。
北欧いいねーすごいねーを伝えたいのではなくて、知って俯瞰し、その気付きから自分にとってちょうどよい暮らしを導きだすことが私が最もやりたいことだから。

ちょっと熱く書いたけれどw
やっぱり伝えることは難しいなあ。わかりやすく各国の違いを伝えることに苦労しているwあれもこれも伝えたくてよく喋るおばちゃんになりそうだw
ちゃうねん、ちゃうねん、ふわふわ素敵だけじゃないねーん(心の声)

そういや北欧、北欧って一生懸命話しているのに、北米って言われた時はのけぞったw(大陸変わってるやん)そんなものなのかーw
もしかして聴き手にはそんなに重要なことではないのかもしれないけれど、大好きな北欧のことはちゃんと伝えたいと思う朝なのであった。
ツイッターありがとうw
そういや、こないだHYGGEヒュゲについて北欧友たちと面白い考察したからまた今度書いてみようー。

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