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片付けを取りかかる時、具体的に何から始めたら良いのか?迷う人もいるのではないでしょうか。だって人は失敗したくないですもんね。前の章では取りかかる「時期・タイミング」について書きましたが今度は「何」から始めれば良いのか書いて見ることにします。

今まで片付け挫折を繰り返した人は・・こんなこと思い当たらない?!

✔︎大きな箇所からやっつけたがる
✔︎気づいたら思い出の手紙や写真を見返していた
✔︎家族の所有物から取り掛かってなんでも捨てると文句を言われた

片付けられない女だった私は全て当てはまりましたw「はーやっぱ無理なんだわ、私」となってだいたい途中で頓挫していました。

短時間で終わるスペース

片付けをやろう!と思い立ったら気になっていた箇所から勧めたくなりますよね。当たり前です。そこが嫌なんですから。しかし冷静に見て!その場所が膨大な場所ならばもう少しスモールスペースから始める必要があります。手始めは小さくてすぐに完結する場所がおすすめ。なぜならば「できた」「スッキリした」この成功体験を積み重ねることで「よし次もやろう」とやる気も上がりモチベーションが維持できるから。また片付け作業を完結しながら続けることでだんだん作業慣れして「モノの取捨選択スピード」が上がってきます。大きな箇所がターゲットでも飛びつかず冷静に細分化して、必ず完結させること。一度に頑張りすぎないことが片付け作業を持続させるコツになります。

実は危険な紙モノと思い出のモノ

紙モノが溜まって整理整頓できないという相談は多く受けます。特にお子さんがいらっしゃるご家庭は習い事や学校行事などまだIT化が進んでおらず紙媒体が多いことがいっそ片付けられないことに拍車をかけているのだと思います。早くweb化がすすめば地球に負荷もかけず良いのになあと思います。話がそれましたね・・

お困り相談が多い紙モノですが、紙にも種類があります。連絡ごと、お知らせDM、取扱説明書、契約書、手紙、メモ、写真・・・etc.これらは同じ紙素材であっても全く別です。ジャンルに仕分けて整頓することが必須なのですがその中でも思い出ジャンルは非常に危険。つい手にとって読み返す手紙、懐かしさも手伝ってついあの頃の思い出にふけってしまう、写真も見返してみよう・・・気づけば何時間も手が止まっていたなんてことも。また、思い入れが深くない情報系の書類も一枚一枚目を通さないと判断がつかないものも多く実は時間と手間がかかり「片付けした」という実感が湧きにくい箇所でもあります。サクサク片付けをすすめたい人モチベーションを上げたい人は、はじめから紙媒体に手を伸ばさないことをおすすめします。

気になるからと言って人のモノを勝手に片付けてはダメ

「家族が片付けません」そんな片付け収納相談は多いです。私が片付けられなかった時代、夫も片付け上手ではありませんでした。自分も片付けできないのになぜか夫のモノが気になりました。クローゼットの端っこにいつも落ちてる鼠色のスウェット。手で摘むとウエストゴムは完全に機能しておらずヨレヨレ、膝には大きな穴が空いていました。「なんだこのゴミ、なんでゴミをここに置いておくんだ」見るたびにイラつき捨ててやろうと念を入れていましたw

でも逆の立場になって考えました。私のクローゼットの中を勝手に覗いて「あいつこれ着ていないな」と判断して夫が私の洋服を捨てたら・・・良かれと思った行動だとしてもマジでムカつきませんか?!

そう考えると家族であっても他人の所有物。モノに決着をつけるのは所有者のみ。気になってもそこはグッとこらえましょう。それが小さな子どもであっても同じです(子どもの片付けについては長くなりそうなので別の機会に書きますね)それより自分のテリトリーからしっかりモノと向き合い整頓して片付けていくとあなたのパートナーもその変化を感じ取るかもしれません。「ん?何かやっているのかな、じゃあ私もやってみようかな」相手がそう思った瞬間を逃さなでください。

スモールスペース片付けのすすめ

生活スタイルによって違うのですが、例えば男女問わずオススメなのが「財布の整頓」。レシートが溜まっていたり、お札の向きがバラバラだったり、使ったカードがあちこちに入り組んでいたり。そんなのありえない!そう思った方はマメな整頓上手だと私が太鼓判を押しますw私は会計をするとき後の人が待っていると思うとぐっちゃぐちゃにレシートや紙幣を財布に突っ込んで立ち去る癖があり(どんな癖)気づくとパンパンなんです。財布なら座ったまま1、2分で終わるので片付けビギナーの手始めにはちょうどいいです。たった1、2分でスッキリするのならやってみてもいいと思いませんか。

女性ならお化粧ポーチもおすすめ。まずポーチの中から全部出して、1つ1つモノの仕分けをして「汚れていないかな、もう使ってないものかな」チェックしながらポーチの中に戻すものを選んでいきます。たったこれだけでスッキリして、じゃあ次はこの引き出しやっつけるか、とやる気が上がって来るはずです。

学生なら文房具も同じように道具のメンテナンスをしながら取り掛かりやすいと思います。

片付け整頓したことをもう少し実感したい人は冷蔵庫の中はいかがでしょう。冷蔵庫はいいですよ。なぜなら賞味期限があるので取捨選択の判断が明確、そして食品コンディションも後押ししてグズグズ考えていたら解凍される、悪くなるなどいやでも手が素早く動きます。以外に冷蔵庫の中は汚れていますので中身を出して空っぽにして拭き上げれば掃除もできて一石二鳥。梅雨が始まる前におすすめのスモール片付け箇所です。

片付けは何から始めたらいいのだろう。小さな箇所。すぐ終わるスペース。スッキリとして気持ちいい!このイメージを繰り返すような片付け方をすると成功しやすくなります。ぜひスモールスペースから手始めにやってみるのはいかがでしょうか。

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