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衝動的おひとりホテルステイ

衝動的に、心地よいと思える環境に身を置きたくなった。

・自然を感じる
・コーヒーが美味しく飲める
・一人で行くのに不安を感じない距離感と場所

まずは、私の幸せの条件はこれだった。

最適な宿を探しているうちに、私の悪い癖がでてきた。

「てゆうか、その日晴れるかなぁ。。」
「ほんとに一人で楽しめるかなぁ。」

昔、噂の当たる占い師に言われた事がある。
どうもやる前に考えすぎて疲労する。
やってしまってから考えろ。

心地よい旅をするために宿を調べてるのに、
調べるうちに考えすぎて疲労が増す。

私は悪い癖だと自覚している。

クタクタ度を増しながら、どうにも決めきれなかった私は、当日の気分で決めることにした。

こういうのは、きっとあまり理解されないかもしれないが、私が心地よさを追求すると、早割は使えないのだ。

現地に着き、

雨予報だった当日は、奇跡の晴れ。

人の混み具合は少なめ。

泊まってけよ。と応援されてる気がした。

これは泊まろう。と決意。

やっと心地よい旅の始まり。

観光する場所もあったが、私は全く興味がないので、

最寄りのスーパーに出向き、お寿司やら、野菜やら、デザートやら、食べたいものを買い込んだ。

15時チェックインまで時間がある。

ホテル近くに公園を見つけ、だだっ広い何もない公園の真ん中にあるベンチに座り、サンドウィッチを食べた。

途中、老夫婦に話しかけられたり、

カラスと二人っきりになったり、

シロツメグサに囲まれながら、ミツバチ達の働く姿を見て、蜂蜜を大事に食べようと決意したり、

そんなことをしながら、すぐにチェックインの時間だ。

ホテルステイが目的なので、インからアウトまでフルにくつろぎたいという、ケチケチ精神が先行し、

15時からチェックイン。

15時05分には、温泉につかった。

もちろん貸切だった。

竹林の中の、昼の露天風呂。

思った以上に、最高だった。

部屋に戻り、ただただぼーっとし、

ストレッチをし、ぼーっとし、

深呼吸をし、コーヒーをのみ、

スーパーで買ったご飯を食べた。

私は気づいた。

『私、これ向いてる。』

まさにプライスレス。価格以上の幸せ。

やり方を発見した。


幸せと思う感覚は、人それぞれある。

自分の幸せを知ることは、私にとっては生きていくために必要だ。

やってみてよかった。

何か、色々私を後押ししてくれたもの達に感謝したいと思った。


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