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裏返してみたら、まったく別の世界が広がるかもしれない

読書日記です。

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら」を読んでいて、主題とは全く別のところで、いいなと思ったところがあったので、書き記しておきたいと思います。 

人をうらやましがる→人のいいところを見つけることができるってこと


子どものときから、「人は人、自分は自分。つい人を羨ましがってしまう自分自身が嫌で、自分は自分に自信が無いんやな」って思っていました。

だから、『人を羨ましがれるというのはその人のいいところを見つけられている→人のよいところを見つけるのが上手いということ』というような、この本のテーマとは関係ない(特に伝えたいことではないだろう)表現に1番衝撃を受けてしまいました。

なるほどー!何でも裏返してみたら、世の中明るくなることもあるし、頭を柔らかくすると世の中の見え方が変わるのだなと。

裏返しでよいところを見つけよう

私は京都府の出身ですが、出身地トークになったときに、「京都出身です」って言うと、
「あー、ぽいですね」って言われるのはあまり嬉しくありません。

相手と親しくなって自己開示するまでに時間がかかるという自分の特徴と、京都人に対して一般的に持たれている「本音を言わない」等というマイナスイメージが重なるからです。

でも、裏返してみると、
 ・「自己開示に時間がかかる」⇒「慎重派」「協調性を大事にする」
 ・「本音を言わない」⇒「相手の領域にずけずけ立ち入らない」
っていう良い面もありますね。

自分や相手の少し嫌だなと思っていた部分も裏返したら実は長所なこともある。決めつける人にはならないように、気をつけたいなと思いました。

自分も相手も見えている部分なんて、ほんの少しなので、想像力と柔軟な頭を持って、生きたいなと思ったひとときでした。


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