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Logic Pro

 いちごの栽培研修と共に、退職後の目標にしているのがDTMによる作曲。DAWは直感で操作ができるLogic Proを使っています。
 ホームページ制作や動画を作る場合にBGMは必須だから、というのが作曲の最大の動機ですが、完成までにはハードルがいくつもあって、DAW操作で特に困っているのがミキシング。ミックスされた音の低音を上げると高音域の音がぼやけてしまい、下げるとなんだか情けない軽い音になってします。どんなに格好良いメロディーでもミキシングで台無しになってしまうとはよく聞く話ですが、自分でやってみてその難しさを痛感しました。
 チュートリアルをみると、楽器ごとに得意の音域があるので、その音域をマックス活かしつつ、それ以外の音域をカット(例えば、低音が得意なベースなら高音域をカット)すると、個々の楽器は情けない(?)音になるものの、全楽器同時にならすとあら不思議、音が磨かれた印象になります。
早速やってみると、なるほど確かに音が全体的にすっきりとした印象になり、効果ありそうです。また、PAN(音の定位)を工夫することも必須のようなので、ボーカルは少し左、パーカッションの一部を右に立たせたりすること、あら不思議、音圧は若干さがるものの音にメリハリがでるじゃないですか!
 デジタル楽器(ソフト音源)をDAWで同時にならす場合、その楽器特性にあわせて不得意な音域を削り、音域間にあまりかぶらないように並べてあげた上で、ステージに立たせる位置もセンターだけでなく、左右に振ることで音に広がり、厚みがでるんですかね。かぶりを少なくするため、タテ方向(音域)とヨコ方向(定位)に分散させるイメージでしょうか。DAWの作りも、音を受け止める人間の耳も、ずいぶんと繊細に出来ているものです。

知らなかった世界を知る事は、疲れるけど楽しい。

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