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醒井地蔵川の梅花藻

滋賀県の北東部に位置する「米原市」の醒井(さめがい)にある梅花藻(ばいかも)を見に行きました。

米原市は、名神高速道路と北陸自動車道の分岐点になっていて、滋賀県で唯一新幹線の駅がある場所です。

JR醒ヶ井駅

JR醒ヶ井駅から徒歩5分ぐらいです。
駅前に駐車場があり、30分無料、3時間以内300円でした。

梅花藻

梅花藻はキンポウゲ科の多年生草木植物で、長さは50センチぐらいにまでなります。5月ごろから咲き始め、7月下旬から8月下旬ぐらいが見頃です。

梅花藻


スイカ

地蔵川は居醒の清水(いさめのしみず)から湧き出ていて、水温は年間を通じて14度ほどと安定しています。

スイカが冷やしてあって、川の水でそんなに冷えるのかな?と思って手をつけてみたら、冷たくて驚きました。
さすが、14度!
14度といえば、赤ワインを冷やすのにちょうどいいですね。

中山道

醒井は中山道61番目の宿場として栄えました。

地蔵川の水の透明感がすごくて、暑くて喉が渇いていたので、飲んでみたくなります。(念のために飲んでないです)

ここでは、地蔵川の湧水を使った、コーヒーなどが提供されていました。

滋賀県名物、とび出し坊やが自転車に乗っていました。
ヤマキ醤油のお店にある、しょうゆソフトクリームが気になりつつ、梅花藻鑑賞と撮影をしていました。

見つけることができませんでしたが、この地蔵側には「ハリヨ」というお魚がいます。
10℃から18℃の水温を好み、20℃以上を超えるところでは生息しない、また、水草の多いところを好むので、地蔵川の環境は最適なんですね。
この「ハリヨ」は、滋賀県の米原市と岐阜県の大垣市にしか居ないので、絶滅危惧種に指定されています。

消火道具の演出にも風情を感じます。

加茂神社

上流に進んでいくと、神社がありました。

「日本武尊」(ヤマトタケル)

こんなところにも「日本武尊」(ヤマトタケル)
ここでは、ヤマトタケルが腰を掛け、鞍を掛けたと伝わっています。

醒井宿資料館(問屋場)

醒井宿資料館(問屋場)
問屋場(といやば)とは江戸時代、街道の宿駅で、宿場を通行する大名や役人に人足や馬の提供、荷物の積替えの引継ぎ事務を行なっていたところをいい、完全な形で残っているのは全国でも珍しい例です。
大変貴重な建物とされています。

米原市公式ウェブサイトより引用
醒井宿資料館(問屋場)
長寿橋
地蔵川

風情のある静かな街並み(蝉の大合唱がありますが)と透明な川に咲く梅花藻、水の音と低い水温から感じる涼風が、暑い夏の日にとても癒しになりました。

みなさんにも、滋賀県にある自然の納涼をぜひ、味わっていただきたいです。


貴重な時間を使って、記事を読んでいただきありがとうございます。有意義でお役にたてれば幸いです😊