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寒い冬の定番「グラタン」はフランス生まれ

「グラタン」とは、フランスのサヴォア・ドフィーヌ地方発祥で、表面に香ばしく焼き色をつけて仕上げる料理です。

先日投稿した、じゃがいものグラタン「ドフィノワーズ」が有名。

フランス語では「Le Gratin」で鍋にこびりついたお焦げの意味の言葉から来てます。
フランスのとある料理人がチーズを焦がしてしまい、その焦げがおいしかったところから始まり、19世紀以降、表面に焼き色をつけてる料理を「グラタン」と呼ぶよになりました。

失敗から生まれた料理です。

日本では、マカロニグラタンが有名で、茹でたマカロニとベシャメルソース(ホワイトソース)とチーズを使って作ります。
スーパーの食料品店には、簡単にできるマカロニグラタンの素なども売っているほどメジャーなグラタンです。

グラタン料理では、「ドリア」も有名ですが「ドリア」は日本生まれなんです。
1930年ごろに、横浜ホテルニューグランドの総料理長サリー・ワイル氏が考案した料理で、バターライスにエビのクリーム煮、ホワイトソース、チーズでグラタンにした料理が「ドリア」の原形です。

子供の頃はドリアが好きで、ファミリーレストランではよく食べていました。
今でも時々サイゼリヤでは、定番のミラノ風ドリアを食べたくなります。
懐かしい味がするんですね。

グラタン料理は、おもに炭水化物と脂肪分でカロリーが高めですが、それがまた古来から人間が持つ野生の本能には魅力的なんです。

ですので、食べ過ぎは良くないことですが、健康にこだわりすぎて神経質になってしまうのもどうかとは思います。

やっぱり食事は、「楽しく、おいしく、感謝して」食べるのが健康にもつながるし、ちゃんと栄養にもなってくれて、消化も良くなります。

健康的な食事のこだわりが増えるいっぽうで、本能を刺激する高カロリーの料理やお菓子なども世の中には多く存在してます。

いずれにしても、「食われる側」にとっては関係のないことで、無駄なく、ありがたく頂くことがいちばん大切なことと思います。
そう考えることで、「無駄に食べない、無駄に買わない、無駄に捨てない」ことになり食品ロスも防ぐことになります。

グラタンから話が大きくそれましたが、料理って作るのも食べるのも、楽しむ人がいちばん幸せになれますね。











貴重な時間を使って、記事を読んでいただきありがとうございます。有意義でお役にたてれば幸いです😊