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営業はHSP向きの仕事か?営業職についたHSPの体験談

2020年9月4日追記ーーーーーーーーーーーー

クラウドファンディングは終了し、こちらにHSPのポータルメディアサイトを開設しました。ぜひご覧ください!

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こんにちは! HSPメディアを立ち上げている澤木愛輝です。現在はHSPのwebメディアのためのクラウドファンディングを実施中です。

HSPのwebメディアを作る中で、どんな記事が書かれるのか具体的に分からないという意見をいただいたので、本記事に実際に書いてみます。
こちらの記事はまだ試作段階ですので、ご意見・ご感想ありましたら、各種SNSから澤木にご連絡ください。

それでは、以下が記事の内容になります。

はじめに

こんにちは! HSPメディアライターの澤木です。

今回は、HSPで就職や転職を考えていて、「営業とHSPの相性はどうなんだろう?」という方の疑問にお答えします。

そこで今回は私が実際に体験した営業職でのお話をしようと思います。

※営業職の中には、今回紹介するもの以外にも様々な形態・スタイル・考え方があり、一概に断言することはできませんので、この記事はあくまでひとつの個人的体験として参考にしていただければと思います。

また、この内容はHSS型HSPの体験ですので、HSPとは少し異なる捉え方をしている可能性もあります。その前提を持ちながら、参考になれば幸いです。

営業を行った経緯


元々起業に興味があり、新規事業で営業スキルを学べるので、営業に取り組んでみようと思いました。
当時はHSPを知らず、得意ではない営業を得意にしたいと思っていました。

営業で行ったこと

そこで、去年3か月間ほどIT企業で営業のインターンを行いました。
飲食店に電話してアポイント(営業に伺う予定)を取り、現地で営業をしてアプリを導入してもらうまでが一連の流れでした。

直面したHSPの壁


HSPの気質ゆえに、以下の作業で負担がかかりました。

・何十件もの電話を相手の業務中にかける
・対面営業

何十件もの電話を相手の業務中にかける
HSPにはよくあることかもしれませんが、私は元々とても電話が苦手でした。
お互いに声しか聞こえない状態でのコミュニケーションですので、相手の情報を得づらく、とても多くの神経を使って相手の状態を考えてしまうからです。

さらに、電話の相手は飲食店の方ですので、基本的に営業中か営業の合間の作業の時間帯にかけることになります。営業電話と分かった瞬間に厳しい態度を取られてしまうことも多く、わかってはいても精神的な負担にはなってしまいました。

営業においての電話では、1~5%前後の方が対面での営業に応じてくれます。そのためには一日に何十回、何百回と電話をかける必要がありますので、中々辛い状況でした。

非HSPの方にとっては、「何も考えずにかける」「とにかく慣れる」がコツと言われました。仕事をするうちに、何も考えず電話することは少しできるようになりましたが、3ヵ月やってみてある程度慣れることはあっても、電話を行う日のストレスと精神負担が消えることはなかったです。

対面営業
電話で直接営業する日時を決めたら、次は対面営業を行います。
対面営業の場面でも、HSPの気質は現れました。

営業で結果を出すためには、売るサービスを信じてお客さんに多くのメリットがあることを心から信じている必要があります。私の場合はサービスを本気で信じ込めず、絶対にお客さんに利益があると断言できませんでした。

そうなると元々サービスに価値を感じてくれるお客さんと契約を結ぶことはできますが、サービスにそこまで価値を感じないお客さんを営業を通して契約してもらうことはできず、多くの結果を出すことはできませんでした。

HSPで営業をする時に気をつける内容


以上の経験から、HSPで営業をするなら以下の2点が重要になります。

・業務内容
・サービスへの信念


業務内容
自分が営業の業務でストレスを感じそうな部分はどこか、耐えられるストレスかそうでないかを見極めることが重要になります。

電話をどのくらいするのか、どんな雰囲気の電話をするのか、対面営業はどんな人に行うのか、といった毎日の作業がどんなものかしっかり理解をしておくと良いです。

サービスへの信念
結果を出すことに迷いなく行動できるくらいサービスへの信念があるかどうか、は非常に重要な視点になります。

HSPの方は色々なお客さんの状況を見て、元々良いと思っていたサービスでも「本当にこれでいいのかな?」という疑問を持ちやすいと思います。そんな疑問が発生しにくいサービスを選んだり、疑問が発生しても「このサービスなら利用してもらえれば絶対に喜ばれるはずだ」と思えるサービスを選ぶことが重要です。

まとめ


今回は、私の個人的な営業経験から、HSPで営業を行う際には、

・業務内容
・サービスへの信念

に着目してみると、より適した職を見つけられることを提案しました。

少しでも参考になりましたら幸いです。


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