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【シティAdditional使用構築】ファントムバレット【全文無料】

※本noteは投げ銭式です。最後まで無料で読めます。

 お久しぶりです、難読ハンネプレイヤーのLaelnoahです。4/18に行われたシティリーグアディショナルシーズンに参加してきたため、使用したデッキの解説・対戦レポ等を書いていきたいと思います。…長くてめんどいので誰かアディショナルシーズンの略称を考えてください。

 結果は2勝2敗の16位。正直全部勝てるマッチングだったのでうーんって感じです。結果は伴いませんでしたが自信のあるリストなので最後まで読んでくれると嬉しいです。

1. 環境予想、構築過程

 全人類同じような環境予想をしていて私自身も同じような予想をしているため環境予想は簡潔に。

Tier 1
悪パーフェクション
炎パーフェクション

Tier 2
ムゲンダイナVmax
連撃ウーラオスVmax
三神ザシアン
インテレオンVmax
草パーフェクション
ビクティニVmax

Tier 3
ジュナイパー
マルヤクデVmax
ドラパルトVmax
マッドパーティ

※Tier=強さ×母数
※上から順に多いと予想しています。

 サイド3のポケモン+デデンネGXを盤面に置くデッキに滅法強い悪パーフェクションが環境にかけている制限が大きく、四天王決定戦で強いプレイヤーが使用しリスト公開もしたため増加傾向にあると予想。また、CL愛知で優勝し後1から打点を出せてテンポを取りやすい炎パーフェクションもそれなりにいると予想。

 Tier2のデッキ群に対しては、対策されやすいいもののTier1のデッキ群に強いムゲンダイナVmaxが増加傾向、Tier1のデッキ群に不利を取る三神ザシアンとビクティニVmaxは減少傾向というのが大きな特徴であると思います。補足ですが三神ザシアンについては減少傾向とはいえ上振れたときのパワーが凄まじく、会場の20%ほどの使用率はありそうなのでTier2内でも少し高めの評価です。インテレオンVmaxについてはしっかり回ればTier1のデッキ群ともいい勝負ができますが事故率が高すぎる点、CL愛知の時ほど炎タイプのデッキが多くはない点、この2点を考慮して評価を落としています。

 Tier3のデッキ群はマッチング良ければ勝ちそ~って感じです(雑。特にジュナイパーは構築次第でイージーウィンが狙えるデッキでありkp1はありそうなので、余裕があれば詰まないようにデッキを組みたいところです。


 以上の考察を踏まえてデッキ構築を開始。構築の出発点として、Tier1のデッキに刺さる無人発電所、ミミッキュ(シャドーボックス)を採用できるデッキを組もうと考えました。採用できそうなデッキは、インテレオンVmax、連撃ウーラオスVmax、ドラパルトVmaxの3種類です。インテレオンVmaxは事故率が高いため握る気皆無。連撃ウーラオスVmaxは先2で120ダメージを撒けますが、

・ミュウの採用率が非常に高いため不安が残る点
・クイックシューターが立つのが遅い点
・無人発電所よりも水の塔を採用したい点

この3点から求めている性能に対して少し不満がありました。また、ジラーチGXを採用するとはいえTier上位に超タイプが多いため弱点の面でも不安が残りました。
 一方、ドラパルトVmaxは上記2種のデッキとは異なり早期にダメカンを撒くことが可能であり、無人発電所を自然に採用でき、ついでにミュウツー&ミュウGXや連撃ウーラオスVmaxの弱点を突くこともできます。自分の求めた条件にぴったりと合致したため、ドラパルトVmaxをメインアタッカーにすることに決定しました。ドラパルトVmaxメインのデッキを組むにあたり最大の課題が悪タイプのデッキに対してどう戦うかです。この課題に対する一つのアプローチとしてドラパルトVmaxと連撃ウーラオスVmaxをミックスし、悪タイプに対しては闘打点で対抗する連撃ドラパルト?なるデッキが出回っています。まぁこのデッキでもそれなりに勝負になるとは思いますが、

・ドラパルトVmaxも連撃ウーラオスVmaxも正面に対する打点に乏しくVmaxの処理に時間がかかる点
・ガラルファイヤーVが草弱点であり簡単には処理できない点
・連撃ウーラオスVmaxは進化の手間がありガラルサンダーVを育てる方が要求値が低そう(特に対ムゲンダイナVmax)である点
・ドラパルトライン、超エネが薄くなりがちで本筋からそれる点

以上3点が少し気になったため別のアプローチを考えてみることにしました。欲しいカードを詰め込み、ある程度回るように調整した草案が以下のものになります。

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オーロラエネルギーを軸にしたアプローチにより、連撃ドラパルトの個人的不満点を解消してみました。具体的には、

・ドラパルトVmaxも連撃ウーラオスVmaxも正面に対する打点に乏くVmaxの処理に時間がかかる点
→盤面のオーロラエネルギーを吸ったネギガナイトVによる闘の瞬間的高打点、ミミッキュV+リセットスタンプによる実質的追加ターン

・ガラルファイヤーVが草弱点であり簡単には処理できない点
→カミツルギによる草打点でワンパン

・連撃ウーラオスVmaxは進化の手間がありガラルサンダーVを育てる方が要求値が低そう(特に対ムゲンダイナVmax)である点
→ガラルサンダーVの採用

・ドラパルトライン、超エネが薄くなりがちで本筋からそれる点
→オーロラエネルギーによる超エネ枚数確保

 このリストになるまでに、デッキエンジンとしてチラチーノや裏工作を試しました。前者は残したいカードをしっかり残しながら終盤の詰めのための山づくりができる点が強く、後者はピンポイントで持ってきたいカードをサーチでき、リセットスタンプや黒帯等のパーツをここぞという場面でそろえることができます。しかしどちらも安定性に欠けていました。インテレオンVmaxデッキ以下です(インテファンの皆様ごめんなさい。)構築に詰まっていたところ、優秀な後輩がオーロラ軸の草パーフェクションを猿知恵+博士マリィで構築していたのを思い出し、温存したパーツをそろえる必要があるこのデッキと相性がよさそうだと思いパクったところ非常にマッチしてくれました。某狐GXの後遺症で盤面にドローソースがないデッキを信頼していない私でも、猿知恵によりほぼ毎ターンドローサポートを打つことができるこのシステムは信頼することができました。狐の呪縛から解放。

 デッキの基盤が完成し、ここからは細部のチューニング作業です。課題点として

①手貼り回数がとても重要なデッキであるのに後続のドラパルトVを引けずにエネが貼れないことがそれなりにある。
②サーチ札がない構築での黒帯1枚はやはり不安。
③グズマ&ハラや裏工作等のサーチ札がないのに入れ替え札3枚は薄い。
④エネ割り対策のローズがタイミングよく決まらない。(そりゃそう

上記4点の課題が挙げられます。これらの課題を解決し、本番持ち込んだのが以下のリストです。

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in
ドラパルトV 4枚目
メタモンV
ポケモン通信
黒帯 2枚目
ポケモン入れ替え
ホラー超エネルギー ×4

out
クラッシュハンマー ×4
ローズ
基本超エネルギー ×4

 まずクラッシュハンマーを抜きました。ドラパルトVmaxデッキにおいてはそこそこ採用率が高いカードであり、ロングゲームになりがちで無人スタンプでの運ゲーとの相性が良いため脳死で採用していました。しかし良く考えてみると、クラッシュハンマーの採用により有利になるマッチングが対三神ザシアンくらいしか無い上に、後述しますが三神ザシアンは普通にダイファントムを宣言し続けることができればリセットスタンプからボスを引かせない試合に持ち込めます。ドラパルトVmaxはアルティメットレイまでに三神を処理できないデッキであるため、三神側はメタルソーサーが余りがちです。その結果、クラッシュハンマーでエネを割れてもソーサー+付け替えである程度リカバリーされてしまいます。その反面、こちらはダイファントムの宣言回数が勝敗に大きく関わります。期待値の低いクラッシュハンマーを採用したせいで安定性が落ち、結果負けてしまっては本末転倒です。以上の理由からクラッシュハンマーを全て抜きました。
 次にローズを抜きました。ご都合カードである上に、クラッシュハンマーは避ければ良いためです。3エネ起動だと話は変わりますが、ドラパルトVmaxは2エネ起動であるため、最悪1枚目のエネルギーに対するエネ破壊さえ凌げれば致命傷にはなりません。また、ローズを抜くことによりホラー超エネルギーを採用することが可能になります。ホラー超エネルギーの20ダメージは三神を130(ダイファントム)×2+20(ホラー超)=280で倒せるようになるためかなり重要なダメージです。ローズを抜きホラー超エネルギーを採用することで全体的なデッキパワーを上げることができていると思います。
 余った枠には、課題①克服のためにドラパルトV(4枚目)、メタモンV、ポケモン通信(3枚目)を、課題②克服のために黒帯(2枚目)を、課題③克服のためにポケモン入れ替えを採用しました。特にメタモンVに関してはドラパルトV5枚目の役割の他にも釣り竿としての役割もあり、Vポケモンのピン刺しカードが多いこのデッキでは非常に感触が良かったです。黒帯に関しては、最初はオーロラエネルギーも持ってこれるグズマ&ハラと迷いましたが、グズマ&ハラ+オーロラエネルギーで手札が枯れる上にポケモンは別で用意する必要があり使用する余裕がありません。そのため博士の研究で全て引き込んだ方が強いと判断し黒帯現物を増やしました。また、ドラパルトVmaxというデッキ自体がサイドを先行することが稀であるため、黒帯を発動しやすいアーキタイプとなっています。闘弱点の相手以外にもガラルサンダーV、ガラルネギガナイトVを動かす試合があり、このような展開においても黒帯2枚採用が生きてきます。余談且つ結果論ではありますがガラルサンダーVは条件次第では黒帯1枚で動けるカードであり、ドラパルトVのエネテンポが遅れた際に雷鳴蹴りを宣言しつつドラパルトVにエネルギーを付けることができるところがローズの役割をカバーできているように感じていたりします。

2. 各カード採用理由解説

一応デッキリストを再掲。ドラパルトVmaxバレットというのが理性って感じですが精神年齢が中学2年生で止まっているため、ダイファントムからとってファントムバレット~幻影の銃弾~と呼んでいます。かっこいい~!!

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ポケモン 18枚

ドラパルトV 4
ドラパルトVmax 3

進化前は安定のため最大枚数。上4枚は流石に過剰なので3枚。進化前のアサルトジェットを使うプランも存在するので進化前のことも頭の隅に置いといてください。

ガラルネギガナイトV 1
幻影の銃弾その1。ドラパルトVmaxデッキにガラルサンダーVはよく採用されていますがこのカードが採用されているのは珍しい気がします。ポケモンVがあまり並ばない闘弱点悪デッキ(主に悪パーフェクション)に対して瞬間的に起動可能であること、正面に対して高打点であることを踏まえて採用しました。130(ダイファントム)+200(フォールスター)=330であり、もう一度ダイファントムを耐える計算をしているポケモンVmaxのプランを崩すことができます。起動には盤面のオーロラエネルギー+黒帯が必要ですがそのハードルに見合った活躍をしてくれます。悪以外のデッキに対しては手負いのドラパルトVmaxを下げつつそこからオーロラエネルギーを吸います。また、悪デッキ相手などのドラパルトにオーロラエネルギーが残らないパターンも存在します。盤面にオーロラエネルギーが無い場合はミミッキュVにオーロラエネルギーを付けて技を宣言しつつ1ターン稼ぎ、次のターンに黒帯+手貼り+特性で起動可能であるため、こちらのパターンも実質的に瞬間起動可能であるといえます。ミミッキュVから起動するパターンでは、ミミッキュVの技の関係上フィニッシャーとしての役割が大きいです。

ガラルサンダーV 1
条件付きなもののガラルネギガナイトVよりも起動が楽です。ムゲンダイナVmaxに対してはこちらの方が使用頻度が高いです。

ミミッキュV 1
リセットスタンプと合わせることで、ダメージを与えながら追加ターンをもらえるカードです。ガラルネギガナイトVのためのオーロラエネルギーを盤面に作る役割もあり採用しました。1エネで最大150ダメージ出るのが偉く、不利な状況からでも強引に勝ち筋を生むことができます。余談ですがダミードールは宣言が必要な特性です。練習中に何度もやらかしたので注意してください。

メタモンV 1
緊急時のドラパルトV5枚目としての役割、その他ピン刺しVの2体目をトラッシュから回収する役割があります。即座に場に出るため釣り竿より優秀。練習時は2体目のコロトックVとして使うことが一番多かったです。

クロバットV 1
動けない時の保険で1枚。サイドに落ちると地味に困る。

コロトックV 1
置きドロソ。オーロラエネルギーを採用していることもあり案外手札が減るためそこそこカードを引けます。展開補助、スタンプ耐性の役割で1枚採用。

ヤレユータン 2
この構築の要。早めにベンチに置きたいこと、サイドに埋まると死ぬことを考慮して2枚採用。ベンチに余裕があれば2枚出しても強いです。

ミミッキュ 1
構築のスタートライン。GXの特性許さないマン。

ミュウ 1
ヤレユータンをほぼ確実にベンチに置くこのデッキでは、キョダイレンゲキ1回やダイバレット2回でヤレユータンが美味しい餌になりかねないので採用。実はサイコパワーを結構使います。

カミツルギ 1
幻影の銃弾その2ガラルファイヤーVを楽に処理できるカード。逃げ0なのがとても偉く、アサルトジェットを宣言するプランでも場に出します。あまり見かけませんがどうやら一撃ウーラオスVmaxに採用されているバンギラスVも飛ばせます。

グッズ 19枚

クイックボール 4
ポケモン通信 3
進化のお香 2

これ以上ポケモンサーチ札を減らしたくはありません。ポケモンがそこそこ多いため、ポケモン通信を少し多めに採用しても困りませんでした。

リセットスタンプ 2
プラン上確実に使いたいので2枚。

黒帯 2
引き込みやすさの上昇の他、闘弱点以外に対してもガラルサンダーV、ガラルネギガナイトVを動かすことがあるので2枚採用。実質闘エネ5、6枚目。

風船 2
ポケモン入れ替え 1
穴抜けの紐 1

これ以上入れ替え札を減らしたくありません。ミミッキュV+ガラルネギガナイトVを動かすプランの際に、ミミッキュVをバトル場から逃がせなくなる事があるため風船を引いたからと言って脳死で2枚目を使うことはオススメしません。

グレートキャッチャー 1
割とボスの指令を使用している暇がないため、グッズで裏を呼べるこのカードが1枚は欲しいです。

ツールスクラッパー 1
ドラパルトVmaxはベンチのポケモンに追撃して仕留めるケースが多く、ベンチのお守りをはがしたい為ツールジャマ―よりもこちらを採用。相手のツールジャマ―も割りたいですしお寿司。

サポート 11枚

博士の研究 4
マリィ 4

強いドロソを最大枚数採用。以上。

ボスの指令 3
場をしっかり作らないといけないデッキであるためあまり使用している暇はありませんが、2枚では使いたいときに引けないため3枚採用。

スタジアム 2枚

無人発電所 2
構築のスタートライン。無人マリィ(スタンプ)で事故るデッキが一定数存在するため3枚ほしかったです。混沌1枚のみの三神は世界舐め過ぎ。たぶんデッキの61枚目が無人3枚目です。

エネルギー 10枚

オーロラエネルギー 4
ホラー超エネルギー 4
基本超エネルギー 2
まずドラパルトVmaxデッキにおいて2ターン目にダイファントムを宣言するための超エネルギーの最低枚数が10枚だと思います。その中で各タイプのアタッカーを動かすためにオーロラエネルギーを最大枚数、基本的にはホラー超エネルギーは基本超エネルギーの上位互換であるためこちらも最大枚数、残り2枚を基本超エネルギーで補いました。

3. 各デッキに対する立ち回り

最初のTier表に書いたデッキに対する立ち回りを解説します。

VS. 悪パーフェクション 互角 
悪パーフェクションは序盤はエネルギー加速にサポ権を使うため、ボスを打つ余裕があまりありません。その隙にガラルサンダーVにエネルギーを1枚つけておくことで、相手の場にガラルファイヤーVが一体でもいれば次のターンに黒帯+手貼りで起動します。ガラルサンダーVでマニューラGXを処理した後、カミツルギでガラルファイヤーVを処理、最後にスタンプ+ミミッキュVからガラルネギガナイトVを起動し6枚取りきるのが楽なプランです。悪パーフェクション側はガラルネギガナイトV、ガラルサンダーVを一撃で処理することが難しいため、カミツルギのためにサイド4を経由せずとも勝てることもあるため柔軟に動いてください。また、ドラパルトVを1枚までなら取らせても良いため、かみつくでガラルファイヤーVを刻んでガラルサンダーV、ガラルネギガナイトV圏内に押し込んだり、ベンチに1エネドラパルトVを用意してミュウツー&ミュウGXを牽制したりとドラパルトVにも使い道があります。
 余談ですが残りサイド6-2からでも逆転可能なプランをサンプルとして挙げておきます。①サイド4枚取られるまでにサイコパワー、かみつく等を駆使してガラルファイヤーV2体目orサイド2のGXを刻む。②6-2のタイミングでスタンプ+ミミッキュVでサイドを2枚取る。③ミミッキュVを入れ替え、ガラルファイヤーVをカミツルギで倒す。ここで残りサイド2-2。④カミツルギが倒されたら黒帯+手貼り+特性でガラルネギガナイトVを起動しフィニッシュ。カミツルギが残れば特性でオーロラエネルギーを2枚吸えるためこちらのパターンでもガラルネギガナイトVでフィニッシュ。以上。このプランはボスを引かれないことが前提となっていますが無人やシャドーボックスで止めやすいため、実現不可能なレベルではないと思います。

VS. 炎パーフェクション 有利
 相手の特性を止めやすいし弱点を付けるしで有利です。基本的にダイファントムを宣言してれば勝てます。

VS. ムゲンダイナVmax 有利
 ドラパルトを使わないのでタイプ相性は関係ありません。最も楽なプランは、ガラルサンダーVでムゲンダイナVかクロバットVを処理→カミツルギでガラルファイヤーVを処理→メタモンVをガラルサンダーVにVへんげさせ、雷鳴蹴りでフィニッシュです。ミミッキュVからネギガナイトVを起動してもいいのでその辺は臨機応変にお願いします。

VS. 連撃ウーラオスVmax 有利
 ダイファントムを宣言していれば勝てます。キョダイレンゲキのタイミングでミュウを置きたいです。

VS. 三神ザシアン 互角
 よくあるパターンをシミュレートすればわかることですが三神をダイファントム+ホラー超エネルギーで処理し、その隙にザシアンに90ダメージ載せておきダイファントムで処理し、最後は無傷のドラパルトVmaxがバトル場にいてリセットスタンプを打ちボスを引かれないように祈る展開になります。混沌1の舐めた三神ザシアンは無人マリィで止まりやすいため、1ターン多くもらえることもそれなりにあります。このマッチングではアルティメットレイ宣言時までは極力サイド2のポケモンを展開しないことが一番重要です。相手にサイド3→3のプランを狙われるとスタンプの効きが悪くなり、勝ちまでのターン数が足りなくなります。

VS. インテレオンVmax 互角
 明確なサイドプランはありませんが、ダイファントムのベンチ狙撃により先攻時はユキハミの着地を許しません。また、ジメレオンも2ターンあれば処理出来るため、メッソンのうちからダメージを乗せていればインテレオンに進化する前に処理できます。そもそもインテレオンVmaxは事故る()

VS. 草パーフェクション 互角?
 追加効果ありのトロピカルアワーGXを打たれると厳しいため、このマッチングはいかに早く相手のゴリランダーを処理できるかに掛かっています。ゴリランダーを早く処理出来れば有利、できなければ不利な流れになります。ちなみにゴリランダー処理の最短ルートは30(サイコパワー)+140(アサルトジェット)=170です。

VS. ビクティニVmax 無理
 ほぼ無理です。無人マリィお祈り。今回は少ないと予想したため切りました。

VS. ジュナイパー 有利
ドラパルトVmaxの技が上下どちらも刺さります。相手もドラパ切ってそう。

VS. マルヤクデVmax 未検証
数が少ないと予想していたため練習していませんがそれなりに戦えると思います。

VS. ドラパルトVmax 未検証
数が少ないと予想していたため練習していません。本番でミラーしてウケる。勝ちました(*^^)v

VS. マッドパーティ 有利
ダイファントムを打っていれば相手の盤面が壊滅します。

4. 当日の対戦レポート

 前日練習のあとご飯食べたら寝落ちし、夜あまりよく眠れなかったので初めて眠眠打破を飲んでみました。頭冴えるしプレイミスもしなかったしで効果抜群。今後も採用したいと思います。ドーピング最高!

1回戦 連撃ウーラオスVmax 勝ち
ダイファントムで連撃ウーラオスVmax、インテレオン(クイックシューター)、ジラーチGXを倒して勝ち。相性有利。

2回戦 インテレオン+ドラパルトVmax 勝ち
かみつく+ホラー超エネルギー+ダイファントム2回でドラパルトVmaxを、ダイファントムの狙撃でジメレオンを倒しました。お相手後続のドラパルトを置けなかったのかガラルサンダーVを育て始めたのでボスで呼んでフィニッシュ。序盤のクラハンを避けたのが大きかったです。

3回戦 三神ザシアン 負け
お相手ワタシラガスタート、こちらヤレユータンスタート。相手が先攻でワタシラガVに手貼りして番を返してくれました。こちらはなんとかメタモンVを置いてエネルギーを付けられたので最低限の動きは確保。次のターン、相手はクチート+ソーサー×2枚をトラッシュしつつ博士を打ちますが三神にエネを付けるところまででオルターを宣言できませんでした。次ターン、グレキャで三神を呼びます。ドラパルトVmaxに進化できなかった時のため、カミツルギをベンチに置きポケモン入れ替えバトル場カミツルギ→博士の研究でドラパルトVをトラッシュしVへんげからアサルトジェットの選択肢を用意。無事進化できたためダイファントム。相手オルター。こちらダイファントム。その後アルティメットレイで新品のザシアンにエネ加速。それに対しボスの指令でそのザシアンを呼びダイファントムで三神を処理。次ターン、ドラパルトにブレイブキャリバーかと思いきやボスの指令でクロバットにキャリバー。こちらのベンチにはドラパルトVmaxと非ルールしかいない上に相手はクチートをトラッシュしているためほぼ勝ちルート突入。ダイファントムでザシアンを処理し次のボスで勝ちが決まりそうなところでマリィを打たれ三神2体目を壁にしつつ三神に手張りエンド。相手の盤面に殴れるポケモンがいないのでまあいいかと思いスタンプを打ちダイファントム。その後お相手全てデデンネからパーツをすべて揃えヤレユータンにアルティメットレイ。こちらまたしてもボスが無いので仕方なくスタンプを打ちダイファントム。トップドロー込み2枚でボスに触られなければ勝ちですがボスを引かれて敗北。引き強くない?w

4回戦 ムゲンダイナVmax 負け
お互い順調なスタート。プラン通りに動けば余裕なので猿知恵で必須牌を山に戻しつつひたすら博士。博士3回打ってもガラルサンダーVにアクセスできずラストターンにようやくベンチ着地。しかし時すでに遅し。サイドを4枚だか5枚だか取られていたためそのまま轢き殺されて敗北。爆死。

2勝2敗、16位でおしまい。

5. 結び

 デッキ選択も後悔はないし、プレイミスもないのでまあ仕方なし。CL新潟も中止になり、またしばらくポケカできなさそうで悲しい。

 新卒社会人なのにリモート練習、デッキ相談に付き合ってくれたてんしんどん、あ4さん、そして猿知恵を勝手にパクらせていただいた上に前日に練習に付き合ってくれたtentenに感謝。

 勢いで書いてたら1万字超えの馬鹿noteになってしまいました。変態ビルダーの変態デッキ解説に最後まで付き合っていただいた読者の方にも感謝です。面白いと思ったら共有、投げ銭してくれるとめっちゃ喜びます。

 この記事に対して何か感想、質問がありましたら、私のTwitter(@Laelnoah_poke)までどうぞ。頑張って答えたいと思います。

 ではまた。


おまけ

 ただ投げ銭にするのでは面白くないので、このnoteを読み私のファンになってくれた方のためにハンネの読み方を有料部分で公開したいと思います。


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