駅のホームでゲロ吐いたことも人生の点であるからして
最近私の「沖縄ブログ」の方で、インタビュー記事を書いている。
これがすっごい楽しいの!!
インタビューをさせて頂く方は、個人でお店をやっていたり、沖縄に移住してきた人など様々。
沖縄に移住してもうすぐ4年目、徐々に知り合いも増えてきて、こうやってご好意でお話を聞かせてもらえるまでになった。
ありがたい。
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さて、私が取材をしていて、楽しいと思う瞬間がある。
それは、インタビュー中に、その人の人生を紐解いていくと、「なるほど。そこでこういうことがあって、今に繋がるのか」というポイントが出てくる時だ。
人生って、その瞬間は未来に繋がるなんて到底思えなかったことでも、「結局、今に繋がってた」ってことが多々ある。
インタビュー中に、そういうポイントが浮き彫りに出てくると、すごいワクワクする。
有名人によくある、「偶然、師匠に出会って弟子入りして!」とか、「親戚がたまたま履歴書を事務所に送って!」のような、目に見える大きなターニングポイントではなくとも、どんな人でも人生の流れを変えるポイントが用意されていると思う。
インタビューされてる方も、話してるうちに「ああ、そういえばこのポイントが未来に繋がったのか!」と気づく表情をする時があり、そんな時、私は密かにインタビューアー冥利に尽きている。
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人生とは、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式の演説で話した、「Connecting the dots(点と点をつなぐ)」の連続だと思う。
私は昔からこのスピーチが大好きで、いまでも時々、動画を見てパワーをチャージしている。
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生きてると、ブレたり、こんなことして意味があるのか?と思うこともたくさんあるけれど、過去を振り返ると、ものすごい数の点が、今に繋がってると気づく。
小さい点から大きい点に繋がることもあるし、その逆も然り。
なんなら今日の朝チョイスした朝ごはんも点だし、いまこうやって日記を書いてることも点、昔酔っ払って始発待ちの中目黒の駅のホームでゲロ吐いたことも点、売れないバンドマンにこっぴどく振られて落ち込んだことも点。
点、点、点。
人生とは長い道のりのようで、結局のところ点の連続なのだ。
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自分の人生の「Connecting the dots」に気付く作業を定期的に行うと、起きたこと、出会った人、全てに感謝できる。
「なんだ、全部、ムダじゃなかったじゃん」って思える。
私のインタビューを通して、その人がまだ気づかなかった「dots」の存在を見つけるキッカケになれば、こんなに嬉しいことはない。
ラエコ
【沖縄インタビュー記事】
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