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創作シナリオ -命編- -茜編-

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ボクは、しにがみ/戦乙女(ヴァルキリー)としにがみ/告知天使(ガブリエル)と100年の秘宝
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★告知天使と100年の秘宝 記事まとめ

記事のリンク集です。 01 02 03 04 タロット話【20.審判(Judgement)】 アプリ情報 アプリ名:告知天使(ガブリエル)と100年の秘宝 創作オリジナルストーリー リリース:2019年05月07日 22本目のアプリ iOSはここからダウンロード Androidはここからダウンロード スキ、シェア、フォローを頂けると大変喜びます!!!

★戦乙女としにがみ記事まとめ

記事のリンク集です。 01 02 03 04 タロット話【11.正義(Justice)】 アプリ情報 アプリ名:戦乙女(ヴァルキリー)としにがみ 創作オリジナルストーリー リリース:2018年05月05日 16本目のアプリ iOSはここからダウンロード Androidはここからダウンロード スキ、フォロー、シェア頂けますと大変喜びます!!

★ボクは、しにがみ記事まとめ

記事のリンク集です。 01 02 03 04 タロット話【13.死神(Death)】 アプリ情報 アプリ名:ボクは、しにがみ 創作オリジナルストーリー リリース:2017年02月08日 7本目のアプリ iOSはここからダウンロード Androidはここからダウンロード スキ、フォロー、シェア頂けますと大変励みになります!!

開発秘話05:これらは人と妖の物語たち

「告知天使(ガブリエル)と100年の秘宝」は、開発秘話01で複数の物語の"つなぎ"になるアプリだという説明をしました。 まずは、 「吸血鬼と100年の恋」「吸血鬼と100年の恋と【新装版】」 「守護天使(ミカエル)と100年の秘密」にのヒロイン、桜ちゃん。 常盤 桜(ときわ さくら)ちゃんと 榊 茜(さかき あかね)クンは、同じ曾祖母を持つ親戚です。 曾祖母は「伝説の巫女」榊 春枝(さかき はるえ)。 「巫女と吸血鬼の100年の約束」「巫女と吸血鬼の100年の約束【新装

開発秘話04:100年ではなく実は400年の秘宝?

前回は「神社に天使が居たっていいじゃないか!」とかなり力技で〆ました。 居るのはいいとして…なぜ天使が訪れたのでしょう。 作者としては当然"理由付け"が必要です。 その答えは、以前の記事で触れています。 茜クンの物語より100年前。 榊神社のある山の奥深くから出てきた「荷物」。 その一部は榊東神社にお裾分けされているのです。 これは、旅立つ次男(茜くんのお爺さん)への餞別です。 まあ、あとは「倉が満杯だから」とかの実家らしい理由もあるかも知れません(笑) つまり、

開発秘話03:神社と天使の融和性

「告知天使と100年の秘宝」の主人公の設定は、前回の通りアッサリと着実に決まっていきました。 ストーリーの冒頭をあえて「吸血鬼と100年の恋」や「守護天使(ミカエル)と100年の秘密」と同じにすることで、滑らかに書き始めることができました。 強いて言うならば、この物語の前提条件である「榊神社」「伝説の巫女」このあたりをどれだけスムーズに説明するかがネックです。 「榊神社」に込めた熱量、我ながら高すぎ。 既に「巫女と吸血鬼と100年の約束」の開発秘話02でチラッと書いてし

開発秘話02:後発は後発なりのキャラクターデザイン

前回は主人公を「ガブリエル」と「桜ではないキャラ」にした。というお話をしました。 男の子の主人公は「榊 茜(サカキ アカネ)」君。 少年漫画っぽい子がいいなと思いイラストレーターさんには「ツンツン頭」にして欲しいとオーダーしました。 ガブリエルは諸説ありますが ・どちらかといえば女性型 ・どちらかといえば水属性 ・ラッパに由縁がある(タロットカードのジャジメント) ・百合の花に由縁がある という説を採用し、イメージで膨らましつつ、手のひらサイズに。 ・女性 ・羽 ・青い

開発秘話01:ハンバーグでいえば卵。クロスオーバーの"つなぎ"となる主人公誕生。

「告知天使(ガブリエル)と100年の秘宝」については、タロットカードの回で少々触れました。 タロットの絵柄に寄せて考えたのが「ガブリエル」で ガブリエルを登場させるために考えたのが「告知天使(ガブリエル)と100年の秘宝」です。 決めていたのは、"「ガブリエル」と「ミカエル」は「対になる」ようにしたい"ということです。 となると、当然「ガブリエル」は手のひらサイズになりますね。 「対」にしたいので、主人公は「桜ちゃん」(下図:左)とは"別の人物"が良いと思い「男の子」

開発秘話04:結局、描いたのは"少年の成長物語"な件

前回はただただ私が楽しかったという記事でした。 今回はキチンとお話の内容にも触れますね。 名前の由来 主人公は「ボクは、しにがみ」と同じく「渡川 命(おりかわ みこと)」 名前の由来は「しにがみに関係するものがいいな」と、 母になる人(渡川 真琴)がどう考えてつけるかな?を併せて考え、 先に「命」が決まりました。「ミコトくん」って可愛くないですか? 彼にピッタリだなと思いました。 それっぽい苗字はないかなー?とWeb検索。 「六文」と迷いましたが、武将っぽさが命くんに

開発秘話03:あなたはワルキューレ派?ヴァルキリー派?

ヴァルキリーの何が好きなのか…? 好きだから好きとしか言えないのですが、やはりビジュアルと様式美でしょうか。 ブリュンヒルデが好きですか?と聞かれるとうーん…? (もちろん好きだけども…) やっぱり「ヴァルキリー」が好きみたいです。 「ヴァルキリー」は人名ではなく職業です。 そう考えると、やはりビジュアルと様式美で…あ。羽根兜かな。 出会いはたぶん「ワルキューレの冒険」 ただし、世代が違うので「知識としてある」だけです。 私が知っているのもコラボなどで描き直された後の

開発秘話02:好きなものだけ集めて出来た。欲の塊のような物語

前回は7月7日の七夕に乗っかって書きましたので期間が空いてしまいました。 前回の記事はこちら↓ さて、noteで散々書き取らしておりますが 私はアマテラスとヴァルキリーが大好きです。骨髄反射レベルで好きです。 ヴァルキリーネタでアプリを作るのは独立時から決めておりました。 さて、どんな話にしようか? その直前には「オーディンという男 - 北欧神話 -」に着手しておりました。 北欧神話の知識なしに、ヴァルキリーは書けませんのでね。 …が。 北欧神話を一通り書いてし

開発秘話01:北欧神話に七夕っぽいお話があるので解説しますね。

「戦乙女(ヴァルキリー)としにがみ」は「ボクは、しにがみ」の続編です。 「ボクは、しにがみ」の開発秘話の後に書こうと思っていたのですが、ヴァルキリーには「七夕」によく似た話があり、折角の7月7日ですので予定を変更して書いてみますね。 七夕の話をしたいので、私がヴァルキリーをいかに好きかを語るのは次回にします。 七夕のおさらい「織姫と彦星」 有名な七夕のお話と言えば、「織姫と彦星」ですね。 働き者の織姫の父親が、働き者の彦星(牽牛)を気に入り、二人を結婚させました。

開発秘話04:「世界線」という言葉の力(言霊)

アンナチュラルというドラマの中にこのようなセリフがありました。 「今や国民病とまで言われているけど、『花粉症』という名前がつくまで誰も知らなかった。『化学物質過敏症』だってそう、名前がついて初めて認められた」 私にとっては「世界線」という言葉がソレでした。 「世界線」という言葉をよく聞くようになるまでは、 「並行世界」という言葉がどうにも理解しきれなかったのです。 「本編」に対しての「ifの世界」でしょ?と思っていたのです。 そして、「ifの世界」というのは 「公式

開発秘話03:しにがみを白くした理由

前回は主人公の容姿について少し触れました。 そして、以前「当アプリのお約束(設定)」についてもお話しました。 人の身で「魔法」を使える状態になると「瞳の色が赤くなる」。 死神の能力を「魔法」と言ってしまうのはちょっと違いますが、 彼自身が「特別な能力を持っている」象徴として瞳を赤くしています。 …普通に「赤いの格好良いよね」という中二心がウズいただけとも言います… 白い装束 私事ではございますが、生まれも育ちも東京です。 しかし、父方の田舎が「豪雪地域」でして。