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女の人生とは

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女の生き方も色々。バリキャリ目指してたはずなのに、今なぜか子持ち専業主婦。人生の計画は白紙。
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深まる銀座の夜。女子会!ベテランCAとペーペー、そして銀座のママ。

最近では敬遠されがちな「上司との飲み会」。 私は逆で、上司と飲みに行くのが好きだった。 これは私が新人CAだった頃、20年以上前の話。 女の世界の女上司。それは何とも言えない独特の雰囲気がある。 彼女たちはCAがまだ”スチュワーデス”だった時代、いわゆるCA黄金期をバブルと共に駆け抜けた女性たちだ。 バブルが弾けた後に入社した我々の目から見ても、何かが違った。 どこからともなく漂うあのラスボス感。 実際に、ベテランCAと新人CAが同じことを言っても、お客様の反応は全く違

CAから転職後、キャリアウーマンの道をひた走っていた。そして今はパンツ一丁。人生は素晴らしい。

私は、夢に向かって突き進むタイプだった。 人生一度きり、やりたいことをやる!みたいな。 とりあえず、やってみたい仕事1位だったCAになってみた。 詳細はまた別の記事で書くけれど、かなり特殊な世界で、貴重な出会い、経験をし、陰と陽を同時に見たような、人生で最も忘れられない経験の一つとなった。 私はキャリアを積んで、ガンガン昇っていきたかった。 だから、キャリアとしてはカウントされないCAの世界に、長居をするつもりはなかった。 若くて怖いもの知らずだった私は、行きたい会社に

新人CAが夜な夜な”つぼ八”で飲み明かした話

昔々、まだ私が若くてピチピチだった頃。 入社試験を何とかパスし、CAとして入社し、訓練所で数か月にわたる訓練を終えると、いよいよラインアウト。そう、遂に飛行機に乗るのだ。 ガチガチに緊張した初フライトの、飛行機が離陸した瞬間のふわっとした感覚を今でもはっきり覚えている。泣きそうになったな。 新人の頃は、制服を着て空港を歩くだけでテンションが上がる。しかしまだ制服を着こなせてはいない。動きも、スマートさより一生懸命さが伝わってしまう。それが新人の良さだし、ゆっくり成長すれば