023 「短い就職」だった記録 前編
こんにちは(*^^*)
新しい半纏が欲しいLadybag(ばぐ)です〜
高校のときから使ってる半纏がボロボロです。
生地がちょっとの力でピリッと裂ける涙
さて、今回は、
HSP、感覚過敏、聴覚過敏な自分が29歳で始めて就職し、
たった4ヶ月で休職を余儀なくされたお話を。
特に、今回は就職する気がなかった自分が就活を始めるまで、です。
就職してから親しくなった人と(←仕事とは無関係な人)
シャーロック・ホームズの話になったときに、
その方は私のことをホームズを同じく、
【高機能社会不適合者】
と表現しました。
……なんか、かっこいい!
新卒、養護教諭が採用されるまで
養護教諭、つまり保健室の先生が就職するのはすごく大変です。
他の教科の先生よりも、めっちゃ大変。
なぜならば、たいてい、一つの学校に保健室の先生って一人しかいないから。
そして、特に私立の場合は一人の先生が長ぁ〜く2,30年位お勤めになるから。
教員採用のおさらい
公立学校の先生になるには、
各都道府県や市町村の教員採用試験を受けます。
中でも倍率の高い沖縄県では毎年、養護教諭の倍率は20倍だとか!ぎょえ〜〜〜!
私立学校の先生になるには、
求人を出してる学校に応募して、書類選考や筆記試験、面接や模擬授業など、
それぞれの学校のやり方で採用が決まります。
一般企業みたいな感じかしら?
就職する気はなかった
元々、大学一年生のときから8年以上続けてきた
家庭教師を続けるために教員免許を取ろうと決めました。
つまり、学校に就職する気は全くなかったんです。
自分の性格的に一般的なお勤めは無理だろうと思ってたし。
しかし、教員免許取得に必須の教育実習が転機に。
たった、4週間の教育実習が
本当に、本当に、心の底から楽しかった
当時28年間、生きてきた中で、一番楽しい一ヶ月だった
今もそうです。
あんなに楽しい時間はありませんでした。
児童たちと毎日、おしゃべりして、指導の先生に新しいことを教えていただき…
特に学生のやる気と熱意を削ぐような商売しか考えていない通信制の大学で学んでいたので、やっとまともに学べているとも実感しました。
そんな中、不登校を経験している私は、
「学校」という場所に毎日通うことそのものが恐怖でした。
しかし、最初の一週間を過ごせたことで、
保健室なら大丈夫かも
と思えました。
そして、保健室で子どもたちを時間を過ごしていきたいとも。
そんな訳で、たった一ヶ月の教育実習が私の気持ちを変えました。
就活でこだわったこと
私立であること
小学校であること
この2つが就活で私がこだわったことです。
私は小学校から私立に通わせてもらいました。
特に小学校はお行儀や言葉遣いにものすごく厳しいところでした。
なので、家庭教師で公立に通っているお子さんと接すると、
彼らにとって私は「厳しすぎる、怖すぎる」先生になってしまうのです。
正直、公立の環境も経験しておいたほうが良いのかとも考えましたが、
やはり、上記の理由で私立学校のみを希望しました。
そして、これまた家庭教師をしていた時に感じたことですが、
多感な時期の中高生の感覚がつかめなかったのです。
思春期で色んな考えを持ち、それを言葉で表現してくれればまだ良いのですが、
勉強するのが嫌だな、とか、めんどくさいな、とか、その他ぐるぐるする思考とか
そんな気持ちを隠しながら勉強している子の隣に座っていると、
HSPの特性でしょうか?
すごく、受け取ってしまうのです。
家庭教師なので、相手と二人で密室で2時間くらい一緒に勉強。
結構、しんどいです。
小学生や幼児さんたちは素直です。
HSPにとっては接しやすい。
そんな理由から小学校か幼稚園を希望しました
(極稀に幼稚園にも保健室があるんですよ!)
そんな訳で、
私立の小学校(と幼稚園)に絞りました。
しかし、倍率やばい
私立で養護教諭の求人が出たら、みんな、応募します。
きっと日本中の養護教諭免許取得見込みの学生全員が応募してる!
そして、看護師免許持ってなかったり、経験なしは、弱い。。。
養護教諭という免許は元々、【学校看護婦】という名前で始まったので、
昔は看護師免許必須だったのですが、人数不足など様々な理由から
看護師免許は不要となり、代わりに4日間の「看護実習」が必須になりました。
とはいえ、ふつ〜〜〜に求人に、
「看護師免許を持っていることが望ましい」
とか
「保健師免許を持っていることが望ましい」
(保健師は看護師持ってないと取れないやつ。)
とか、
書いてあります。
つまり、看護師持ってないと、書類選考で落とされる。。。
という訳で、
求人少ない&看護師免許持ってない
あ、1年目の就職は無理かなぁ〜〜
まぁ、産休の数ヶ月とかで経験できればいっか。
と、考えていました。
養護教諭の9割は女性なので、産休の代替募集はよくあるのです。
こんな感じで、焦らないようにしていた就活でした。
しかし、ある学校と縁がつながってしまいます。
続きは後編へ。
誤字脱字、感想などありましたら、
コメント欄にてお知らせくださるとありがたき幸せ(*´ω`*)
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