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得意だけでは生きられない。

夫に相談されたときの、衝撃的な出来事。
そこから自分の得意や価値観が洗い出されました。
自分の常識は誰かの非常識とはよく言ったものですね。
今日はそんなお話を。

最後は頑張りたいのに頑張れない人の原因もお話しているので、ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです。


みんな無駄を省いて生きたいんじゃないの?!

夫はいま仕事でDM&チラシ作りをしていて「こんなことできないかな?」などの相談を受けているのですが、それを聞いていて私はこう思いました。

「システム的にできるできないを知ってから着手しないと、今費やしている時間が無駄になってしまうのでは?」
「DMやチラシを見る人の目線に立って、少しでもその人の手を煩わせないように1つにまとめたほうが効果的では?」
「そのやり方だと費やした労力に対して最大限の結果を得られないのでは?」

…総じて
「なぜこんな無駄な行動をしているんだ?」
と思ったのです(笑)

「せっかく時間と労力をかけているのだから少しでも効率的に得たい結果を掴もう」
と話したら、
「俺は効率的かどうかはどうでも良くて、いくら時間がかかってもいいから思い描いた形にしたいんだよね」
と言っていて、めっちゃ衝撃的でした。

「え?!効率的って誰もが重視していることじゃないんだ?!?!?」
と思いました。


この記事でも書きましたが、私の得意は

  • 無駄を捨てられる

  • メリットデメリットをいち早く見つける

  • 効率的なやり方を考えられる

総じて核を掴むことが得意です。
言い換えれば核さえ掴めればいい。
つまり中心の目的さえ達成できれば詳細はこだわらないということです。

夫は違うんですよね。
自分の理想を詳細までしっかり叶えたい。
それを叶えるまで妥協せず時間をかけて続けることができる。
モノづくりをしているので、ぴったりな才能!
私には全くない才能です。

他人という鏡を通して自分の得意や大事にしていることがわかりますね。。
いや~、いまだに驚いてる。
人って効率的に生きたいと思っているのだと思ってた。
当たり前は人によって違う。わかっていたけど、自分ゴトになると衝撃ですね。


私の価値観

「当たり前」を考える上で大事な「価値観」
言い換えると大事にしていることは以下の通りです。

  • 自己表現
    自信、魅力、魅了、おしゃれであること(自分がいいなと思えている)、ビジュアルを整える

  • 活力
    明るい、ユニーク、ポジティブ、笑い

  • 明瞭さ
    わかりやすさ、クリア、核、本質、清々しい、シンプル

  • リラックス
    解放感、ゆとり、ラク、自由、遊び、余裕、ラフ、夏休み

  • 自己確立
    正直、一貫(自分を貫く)、自分らしさ、独立心、個性

今回の衝撃だった、「無駄を省く」という私の当たり前が価値観からも分かりますね。
無駄を省くことでわかりやすくなるし、クリアになるし、本質が見えてくるし、シンプルになる。
無駄を省くことでラクになるし。余裕ができる。それによって遊べる(笑)

私にとって、無駄を省くことは勝手にやってしまう才能でもあるし、それによって大事なものを得られるんですよね。だからこれからも磨いていきたいです。

でも、同じ「無駄を省く」という得意を持っている人でも、価値観(大事にしていること)が「良い成果を出す」だったら「無駄を省くことで良い成果を出す」となり、活躍できる環境も貢献できる人も違いますよね。

私は社会的な成果を出すには興味がないです。無駄を省くことで早く終わらせて早く帰りたいタイプ…🤣

価値観が重要な理由

今日言いたいことは、
得意を磨くことが、価値観に繋がっているのであれば頑張りたいと思える
ということ。

だからこそ価値観は知っとくと良い。
内発的なモチベーションになるから。
※内発的なモチベーションは、他者関係なく自分の心から湧き上がるエネルギーの源泉だから、モチベーションが維持されやすいと言われているよ。


スキルを磨きたいのになぜかモチベーションが上がらないという人は、

  • そもそも得意じゃない(不得意を得意に変えようと思ってる)

  • 短所を補うために身につけようと思っている

  • お金のために身につけようと思ってる

  • 不安を払しょくするために身につけようと思ってる

パターンもあるけど

得意なのにモチベーション上がらない人は、自分の価値観に繋がっている実感がないのかも。
実際に繋がっていないこともあるかもしれないけど、そもそも自分の価値観(大切にしていること)を自覚していないのが原因だったりする。

得意でお金を稼ぐことはできる。
でも、得意だけで生きていくことはできないと思っています。
というよりかは
得意だけでは自分に誇りを持って生きていくことはできないと思います。

得意が他人かぶることはよくあります。
そうすると優劣のステージ自ら行って苦しんでしまう。

私の得意である「無駄を省く」も、もっと得意な人もたくさんいます。
でも、その土台にある価値観は「良い成果を出したい」人もいれば、無駄を省くことで「家族との時間を大切にできる」という人もいれば、私のように「シンプルにしたい」「ラクしたい」という価値観の人もいる。

自分の価値観をわかっていると「どっちが無駄を省けるか選手権」に出場せずに(優劣比較をせずに)、いかに得意を活かして自分だけの大切にしている道を進められるかに邁進できます!

この、自分の大切にしているものを大切にできる生き方って魅力的だし、その人だけの「色気」が出ると思っています。

色っぽく生きよう。

chu

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