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最近のお野菜保管事情

ここ1年と少し、お野菜の定期便を購入している。
旬の野菜がたっぷり届くので、宅配を受け取ったらさっと水洗いして、コットンの巾着袋に入れて保管する、というルーティンが私の暮らしに加わった。(直接届けてもらえる宅配野菜だとパッケージも最小限で気持ちも軽やか)

写真のお野菜は常陸太田で有機農業をされている木の里農園さんのもの。どれも味が濃くてみずみずしいく大ファンだ。

やさいとの対面は、もはや趣味の時間

ふだんの買い物帰りに、冷蔵庫に品物をしまうのは身体が重いのに、なぜか野菜が宅配で届いた日の一連の流れだけはおっくうにならない。

梱包を解いて「今週のメンバーはどの子たちだろう」と思いながら、ひとつづつ対面してゆくのは、自分のための儀式のようなもので、季節の変わり目を感じたり、早速夕飯で食べたいメニューを考えたりする時間は、生活の中のとても楽しいひとときだ。
こういう時間は家事ではなくて「生活」や「暮らし」だなと、最近ふと思う。

プロデュースバッグのこと

おくるみに包まれているようで愛しい

ちなみにこの布袋(プロデュースバッグと言われている)、昨今では「プラスチックフリー」や「パッケージフリー」のキーワード共に語られる事も多い。スーパーや八百屋で小分けビニール袋を貰わずこれに入れて持ち帰ろうというものだ。
とは言え、スーパーではすでにパッケージングさせて陳列されているものも少なくないし、このプロデュースバッグを日常使いできる人まだまだ少数派だろうと感じている方も多いのでは?と思う。

しかしこのバッグ、野菜を冷蔵庫に入れる際に使うだけでもとっても優秀な子なのだ!

この量が一人暮らしの冷蔵庫に入るのかって?案外入るものなのだよ。ひとりで食べ切れるのかって?食べ切れているのだよ。

通気が良いからか、野菜が袋に触れた部分が先に悪くなってしまう事も無いし、わたしの場合不精ゆえに湿ったまま袋に入れる為なのか、野菜室のない冷蔵庫でも葉が萎びないで数日持つ。
(ちなみに窓はない袋だけれど、うっすら透けるので、しまった本人なら中身がわかる)

え?外で買ったものの場合、わざわざパッケージを入れ替えるのかって?
実をいうと、私はどうにもへんなところで潔癖の気があって、元々外で買った食品はパッケージを外したり、洗ったりしてから出ないと台所にしまえない人間だったのですよ……。(もしや同志の人はバッグ移行がしやすいのではと思って今日noteを書いているところがあります)


おまけのひと綴り

プロデュースバッグは、iHerbや斗々屋さんで少しづつ集めたもの。
オーガニックコットンの見た目のかわいさと柔らかな手触りがお気に入り。使い込んでくったりした様子も、野菜の汁がうつって染みになってしまった部分さえも愛着が持てるものに育ってきた。

流石に布だけだと心もとないものや、乾燥が心配なものはスタッシャーも便利。刻んだネギやお揚げを入れて冷凍しておくと汁物の時に大活躍する。


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