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陰と陽で子どもと遊ぶ

陰陽論

古代中国の中心をなす思想で、全宇宙に存在するもの一切を「陰」と「陽」に分け、対立する関係に置き換えて考える。例えば、太陽が陽、月が陰、昼が陽、夜が陰、男が陽、女が陰である。しかし、このように陰陽に分けられたものが常に陰であり、陽であるわけではない。昼の陽の中に日なたが陽、日陰が陰、男が陽であっても走り回っているときが陽、静かに休んでいるときが陰であるように、陰陽は固定概念ではなく、時と場所、状況や関係に応じて変化しながらバランスを取っている。   引用:日本薬学会HP 


☆☆☆☆


東洋医学には「陰と陽」という考え方があります。個人的ではありますが、なんともこの陰陽の考え方が好きです。


食事にも応用できますし、精神的な支えにもなる考え方です。自然界の現象も身体の症状や状態も陰と陽で話が済みます。
(鍼灸学校の学生時代、言葉では覚えていても、心から理解できませんでした笑)



数年前に、とてもストレスを感じ、心身ともに疲れてしまったことがありました。病院で色々調べましたが、特に問題なし。自ら整えるしかないのだと考えました。

難しいこと、手間のかかることをやり始めると、続かないことは分かっていました。理解しきれないことをやっても、なぜよかったのか、悪化したのかわからないままでは、結果オーライで納得できない私。自ら整えるためには、単純かつ、論理的で、一つのことに集中しすぎないこと(やりすぎ注意)。

そこで、生活に取り入れたのが陰陽でした。陰陽のロジックは個性的ではありますが、とても興味深いもので、生活と経験に身近なものでした。

おかげで、固定概念というものがなくなり、視野は広がり、体調も戻り、バランスを生活の中で意識するようになりました。



最近は、子どもたちと、陰陽ゲームをしています。家にあるもの、散歩で見るもの、本に載っているもの(わからないものもあり笑)が対象です。
*鍼灸師だからこんな遊びをしているのかな笑

「これは、陰でしょうか、陽でしょうか??」

そんな問題を子どもたちに出して、陰か陽を当ててもらうゲームです。ただ当てるゲームですが、保育園児の子どもたちは楽しく答えてくれます。


今は、子どもたちにとって、ただの陰陽ゲームです。
でも、もしもの時に、成長したときに、悩んだ時に、何かを選択しなければならなくなった時に、陰陽の考え方が、彼らの助けの一つになればな〜と思ったりもしています。


陰と陽を気軽に生活に取り入れてみるとなかなか面白いですよ。

<川>

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