「かぞくのよもやま。」のメモ①

演出家の仕事ってなんだろう。
良い創作の場って、どんなだろう。

例えば、自分が俳優として、どういう創作がやりたいのだろう。

ある程度開けた場で自由な創作がしたい。
開けた場、とは?

俳優が、作品全体のことに責任を持たないのは違和感。
演出家は作品に対して答えを持っているわけではない。
仮置きしつつも、探していく作業が稽古。

演出家と俳優

ではなく、全員同列で創作していきたい。
俳優は演じている間、自身の見え方をモニタリングできるわけではないので、
その補助、もしくは本人が普段取らなそうな選択肢を提案する人、と仮定して稽古にのぞむ。

最終的に作品をどういう見せ方にするか整える役割もあるけど、それは最後の方。

前半から中盤にかけては、とにかくたくさん試す。
この本を、このメンバーで作った時に、どこが最高到達点になりそうか、一緒に探していけるととても良い。

初見で読んだ段階での印象からいかに早い段階で外れられるかが、一つの勝負。
チャレンジしやすい場作りを大切に。

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