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京都に車で行ってみた(そして、帰りにいろいろ寄ってみた):2022.9.11-14②

■石川(加賀〜小松〜能美)
7時前にしゃんと起きて宿の朝食を食べ、早めに出発。
近くにあるはずの白山は残念ながら雲がかかっていて見えなかったが、今日も晴れていて気持ちのいい天気だ。柴山潟という湖に立ち寄り少し湖畔を散歩したあと、今日の午前は加賀棒茶と九谷焼を求める旅である。

まず先に早い時間から開いている九谷焼のお店を訪ねる。
今まで訪れてきた焼き物の街は益子に萩、多治見、有田、伊万里、波佐見とあったけれど、九谷はなかなかに普段使いしづらそうな豪華な色柄のものが多くておもしろかった。
陶器のコースターなどかさばらず持って帰れるものはかなり惹かれて一瞬買いそうになったけれど、そしてとてもすてきだったんだけど、家にこれがあるところを想像してみたら「全然合わないな…」となりそっと戻した。載せる料理も難しそう。
伝統の柄がいろいろあるのだそうで、「九谷陶芸村」という何軒も器屋さんが軒を連ねているところでおばちゃんに教えてもらった。

それぞれの柄に名前がついているそうだ

それから加賀棒茶で有名な丸八製茶へ。試飲させてもらって、そもそも煎茶の方が美味しいな…とか元も子もないことを正直思ってしまったのだけど、せっかく来たのでと自宅用、お土産用を購入。

試飲させてもらった

賞味期限が思いのほか短いもので、秋の間ちょくちょく家で飲んでいた。
味よりも、淹れた時の香りが素晴らしくて、お茶を淹れた人が一番いい思いをするのがなんだかいいなと思った。初めて淹れた時はあまりのいい香りに、リビングで座っていた母親をわざわざキッチンに呼びつけたほどだ。

■富山(南砺)
その後はなかなかのロングドライブ。白山、野々市、金沢を素通りし(私、金沢を素通りしてる…!と謎に興奮)富山県へ入る。
以前飛騨高山に来た際に足を伸ばせなかった五箇山と白川郷に行くチャンス!
五箇山の方が手前にあり、まずは昼食をとるために拾遍舎という蕎麦屋に立ち寄る。蕎麦も美味しかったが、独特の歯応えの五箇山豆腐が名物だそうで、ちょっと量は多かったがお豆腐も一緒にオーダー。蕎麦共々、歯ごたえがしっかりしていてとてもおいしかった。

時間を気にしつつもせっかくなので集落も見ていく。妻籠宿などと同じように、維持費として駐車場で料金を払って車を停め、集落の中を歩いていく。稲刈りを控えた田んぼが美しかった。

槍ヶ岳が本来見えたらしい…
西側から北アを見ることがまだ叶っていない

つづく。

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