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能動的淡路島(2022.2.26-27)②

お腹が一応満たされたところで、以前通りがかって気になっていたけれどもグループ行動の中で行きたいと言い出せなかった洲本城に立ち寄る。  

城からの眺め

海の近くで眺めがよく、梅の花と、ココココ、とドラミングをするコゲラが見られて満足だった。洲本の街はけっこう大きく、便利な暮らしができそうだなと想像した。

本日の滞在はADDressを利用して。
今夜は温泉に入ってから家でゆっくりしようと思い、夜食べるものをスーパーで購入して昼間のうちに宿へ行く。

先輩Kさんがおすすめしていた喫茶店が散歩圏内の近さだということがわかり、これは行かなくてはとお茶に出かけた。
額縁屋さん兼カフェというおもしろい業態で、本や額縁がたくさん置かれており素敵な空間だった。

その後、日没を見るべく近くの慶野松原で待機。他にも日没を待ちわびる方がたくさんいて、みんな何をするでもなく「夕日を眺める」ことだけを共有している感じ、よかった。
赤々と、そしてまんまるの、お手本みたいな夕日だ。いよいよ夕日が海に沈んで溶けゆく、という時に、女の子が「また明日ねー!」と大きく手を振っていた。
そうか、また明日、だよなあ。当たり前のことなのにハッとさせられる。今日も一日、いい天気をありがとうございました。

その後にやってきたカップルが、「ああ〜間に合わなかった」と頭を抱えつつも、「でも、きれいだね」「うん、そうだね」と言って波打ち際まで歩いて行ってセルフィを撮っていたのもまた、よかった。そう、夕日が沈んでしまった後の海も、予想外にだいぶしばらく明るくて、きれいなのだ。

日が沈んでから車を南東に走らせて温泉へ。
サクッとひと風呂浴びてから帰宅、ビールと日本酒とお刺身と惣菜という完全に飲み人の夕食。
大きな家に一人で過ごす夜、なぜかものすごくぐっすり眠れて、朝は6時前にぱちっと目が覚めた。いい気分だ!

ひとりの夕食、こんな感じになりがち

淡路島2日目。先日岡本で買ったコーヒーを淹れ、水筒に移して、車で20分ほどの港まで行ってみる。
今日もいい天気で、昨日の夕空に負けず劣らず朝の空もきれいだ。徳島方面がよく見えた。今いる場所は神戸より徳島の方が近いんだなあ、このまま行こうと思えば徳島にも行けちゃうんだなと思うと不思議な気持ちだ。
1時間ほどで宿に戻り、荷物をまとめている間にぱらっと一雨。あれれ天気は悪くなるのかしらと懸念しながらも出発し、少し走っているうちにあっという間に止んでいった。

できるだけ海岸線を走りたくて、内陸から島の南側に一度抜けて、ひたすら海沿いの県道76号線を走る。
どこをとっても景色がいいので、時折車を止めて海を眺める。南東の沿岸部、生石公園に立ち寄ると今度は紀伊半島がよく見えた。島はいる場所で見えるものが全然変わるからおもしろいなあ。けっこう森らしき道を歩くセクションがあり、おそらくテンと思しき動物にも会えたし、ここでも梅がきれいだった。

つづく。

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