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リスクを活かす生き方

リスクに対する考え方で人生が左右されると思っている。


そもそもリスクの無い人生なんてありえない。

車を運転する方なら生涯の間で事故をおこす確率が5割程度あるそうだし、リスクがないと言われる銀行預金も常にインフレ率や銀行の倒産などのリスクをはらんでいる。


リスクの種類

リスクには大きく分けて下記の2つのリスクがある。

・確率的リスク
・現状維持リスク


確率的リスクとは、いうなれば投機的なリスクのとり方である。

例えばギャンブルや現段階での仮想通貨投資、ビジネスをつくりあげる時にも必ず確率的リスクをはらんでいる。



現状維持リスクとは、何も変わらない事によるリスクだ。

何も変わらない事はとっても楽な選択肢で魅力的に映ることもある。

しかしこれが大きな落とし穴なのだ。

先ほどの銀行預金の話に戻ると、銀行預金の金利は日本の場合、平均で0.1%を下回っている。

たいして物価上昇率はどうか?
あなたも感じるとおり2021年からガソリン、木材、電気代など生活必需品の価格が上がってきている。

つまりインフレしている状態だ。

このインフレ率に銀行預金の金利は追いつかず、比較すると実際のお金の価値は下がっていることになる。


「現状維持は退化である」とは良く言ったものだと思っている。


適正なリスクのとり方とは?

現状維持が大きなリスクをはらんでいることが分かってきたが、それではどんなリスクをとるべきなんだろうか。

ここを勘違いしてしまうとえらいことになってしまう未来が頭をチラつく。


まず投機的投資(ギャンブルなど)には慎重になる必要がある。

なぜなら投機的な選択をしている時点で、自分の身の丈を超えたリスクをとっていることになる。

これでは失敗した場合に全て吹っ飛んでしまう。

ここで言いたいのは身の丈を超えた投資が危険であり、投機的な投資が全て悪だとは思っていない。


さらに重要なことが、確率的リスクをどこまで明確にし、リスクをどう受け止めるべきなのかということだと考えている。

例えば、ビジネスでは明確な数字がとても重要である。

・市場規模はいくらなのか
・競合はどれぐらいいるのか
・拡大する余地はあるのか
・初期費用はいくらになるのか

など検討することが山のようにある。

プロの実業家の方からすれば、僕が考えるリスク管理ではとてもみてられないだろう。


しかし確率的リスクを適切な管理ができれば、リスクをとることはポジティブになっていく。

自分の業界は変化を恐れ、現状維持こそが正解だという風潮が溢れている。

自分を鼓舞するために今日はリスクのとり方を考えてみた。


失敗したら元に戻るだけだ。

またやり直せば良い。

あなたも僕も人生は一度しかないんだから、面白い事に全力を出してみよう。

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