見出し画像

外国語を習得するには〜脳科学から効率良い方法を学ぶ〜

博士後期課程受験に備えて、また、イギリス留学中の長女のところに行くために、英語アプリにて、遅ればせながら、勉強中!!

「日本人は英語を何年も学ぶのに、話せない」と外国人の方から言われたことがあります。
大学入試の英語などは、難問も多いのに、いざ、外国人の方と話をしようとしても話せない・・・・・
英単語、英文法から入る日本の英語教育の失敗の賜物ではないかと思います。

では、脳科学的に効率よく、英語を学ぶにはどうすればよいのか?

英語と日本語では、微妙な母音の発音の差があります。私が英会話アプリを開始して、一番苦戦しているのが、この母音の違いです。
乳幼児期に学習体験に基づく神経回路網が完成し、そのときまでに使用されなかった脳細胞は喪失し、その後、その脳細胞を使用する学習は不可能となります。この時期を臨界期といいますが、音楽はもちろん、英語の発音に関しても、この臨界期を過ぎてしまうと、発音を習得するのは不可能になります。

幼児期に、幼稚園で、放課後にやっていた、英会話教室に行かなかったのが悔やまれる~

かたや、我が家の長女と長男は、日本語を話せない(というより敢えて話さない)ニュージーランド人の叔父がいるため、幼少期から、こども英会話教室に通っていたので、長女は留学中ですし、長男は片言ですが、ネイティブの先生とコミュニケーションが出来ます。

5~6歳までに、ぜひ、お子様には「英会話」を!!

聞いた言葉は、すべてウェルニッケ感覚性言語野で、理解されます。
英語圏に留学した経験がないが、英語の医学論文の読み書きは得意な医師と、バイリンガルである医学部教授に、NHKの日本語ニュースと、CNNの英語ニュースを聴いてもらったところ、前者は、どちらのニュースでも、ウェルニッケ言語野の一か所しか血流が増加していなかったのに対し、バイリンガルの教授の場合は、日本語ニュースではウェルニッケ言語野の後方部分、英語ニュースでは前方部分が増加していました。

よって、英会話をマスターするには、英語を理解する言語野を新設する必要があります。

母音の違いを学ぶため、ネイティブの先生から、教わること
もしくは、ネイティブの発音を意識した教材を使用すること

テキストをみながら聴くと、文字を見ないと聴き取れない神経回路が出来てしまうので、聴きながらその文を復唱するようにすること

息子は、発達障害で、同時に行為を行うのが苦手(板書を書き写すなど)ため、これが功を奏していると思われます(listeningは得意ですが、文法は苦手です)

現在、アプリでも、この2点を意識して、学ぶようにしています。

今年のクリスマスには、渡英できるかな???

参考)植村研一:脳科学から見た多言語習得のコツ,認知神経科学,vol.11 (1) 2009

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?