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良く噛んで、記憶力UP!!

今週末は、受験生には山場の「共通テスト」
私大、国公立大学の試験と、いよいよ受験シーズン到来です。
今まで頑張って来た実力が出せますように!

実は私も、科目終了試験レポートを作成中。早いところ仕上げて、ドラフト第2弾(修士論文の下書き)の提出が来月上旬なので、そちらに移らなくてはなりません。

日に日に衰えていく自分の脳の働きを維持するため
成長期の息子のために、私がやっていることは

よく噛むこと!!

といっても、息子の場合、噛まないので、敢えて歯ごたえのあるものをご飯に混ぜたり、おかずに入れたりしています。

よく噛むことが消化に良いのは、当たり前のことですが、脳にも良い影響があるのです。歯の下には歯根膜という器官があり、噛むたびに歯根膜が押され、血液が脳に送り込まれるため、脳の血流が良くなります。

前頭前野が活性化する

よく噛むと、まずは脳の前頭前野と呼ばれる部分が活性化されます。前頭前野は額のちょうど後ろにあります。情報の統合や判断、感情、行動、記憶のコントロール、コミュニケーションなど社会生活を営む上で非常に重要な役割を果たしています。うつ病や認知症の方は、前頭前野の機能の低下が指摘されています。また、右側の前頭前野の活性化は、認知力の向上につながるといわれています。

海馬が活性化する

噛むことで味、温度、食感、香り、混入している危険なものなど、さまざまな情報を感知してそれが口から脳に伝わり、海馬を刺激します。海馬は、脳の中で記憶力を司っています。また、海馬には、位置や場所、方向などを把握する空間認知能力もあります。海馬の機能が落ちると空間認識能力も低下するため、自分がどこにいるのかわからなくなります。

幸せホルモン「セロトニン」が増える

幸せホルモン「セロトニン」は、良く噛むことで増加することがわかっています。分泌量が減少すると、不安になったり落ち込みやすくなったりするほか、目覚めも悪くなり、集中力も低下します。

試験の合間の昼食も、良く噛んで食べることで、午後の科目の集中力を高めることが期待できます。消化も改善されるので、少なくとも眠くなることはなさそうですね。コロナも猛威を振るっておりますが、健康管理に気を付けて、良く噛んで食べましょう。写真は、娘に作ったお弁当ですが、受験時は必ず、玄米弁当にしていました。玄米には、集中力を高めるGABAも含まれており、噛み応えもあり、ゆっくり血糖値を上げるのでおススメです。


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