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しあわせってなんだろう?knowledge for wellbeing~幸福度を高めるには~大学院レポートより~

遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます。

年末年始、皆様、いかがお過ごしでしたか?
受験生でsnowmanファンの息子が、紅白⇒ジャニーズカウコンに夢中になってる横で、ひたすら修士論文の修正に励んでいました。
初詣は、おみくじで、「大吉」を引き当てました!!
学業は、地道な努力が実を結ぶそうなので、もうちょっと頑張ります!

さて、私の住む県の知事さんは、「初心に立ち帰り、県民の幸福度を高めるために頑張りたい」という新年の挨拶をされたようです。「幸福度?!」とは何だろうということで、今日は1年前に提出したレポートから~

「日本人の幸福感、死生観、健康観/健康感の、いずれかの実相を具体的にふまえた上で、QOLを把握する方法について650字程度でまとめて下さい。」という課題だったのですが、私は幸福感を選びました。

国連では毎年、世界の幸福度ランキングを示した「世界幸福度報告書」を発表しています。2021年版では世界149カ国中、フィンランドが1位で、北欧諸国が上位を占めるという結果に。この調査における幸福度とは、6つの説明変数(人口あたりのGDP、困ったときの相談者の有無や社会的支援、健康寿命、人生における選択の自由度、他者への寛容さや寄付の度合い、楽しさの自己認知や不満・腐敗の深刻さ)を用いた、主観的な総合評価です。2021年の調査は、コロナ禍の中で行われた初の調査となりましたが、日常生活にさまざまな制約があったにもかかわらず、平均では幸福度は低下していませんでした。フィンランドなど北欧の幸福度上位国では、全員に影響する共通の外的脅威と認識されたことで信頼関係が深まり、連帯感や人々のつながり、仲間意識が一層高まったことがその理由の一つではないかと記されていました。

それに対して、日本の幸福度は56位!!

日本の場合、「社会的資本(家族との家計や社会的ネットワーク、対人的な信頼感、組織への信頼感、社会参加の5要素)」が圧倒的に低いです。カナダの経済学者、ヘリウェルとパットナムは、家族、友人、隣人、会社の同僚といった社会的紐帯の有無と程度が、幸福度に与える影響の大きさを指摘しています。第一生命経済研究所の小谷氏によるレポートでも、地域への愛着度合いが強い人ほど幸福度が高いこと、近所に信頼できる人がいる人ほど幸福度が高いことが報告されています。
デンマークでは「ヒュッゲ」という考え方があり、人と人とのつながりや絆を大切にし、その中でくつろげる空間、くつろげる時間を生み出します。

幸福感という観点でQOLを把握するには、「人や社会とのつながり」が重要なのではないでしょうか。

というレポートを提出しました。

確かに、経済的に大変だったけど、薬局の近隣の方々に子供たちがお世話になっていたときのほうが、自分としては幸福度や幸福感は高かったかもしれません。薬局内で娘たちが遊ぶのを、微笑ましく見守っていただいたおばあちゃんたち。問題児の息子の登下校に付き添っていただいた町内の方たち。地域のイベントの準備をお手伝いもあって目まぐるしい日々でしたが、楽しかった。

ここ最近、昔いた薬局に戻り、昔からの患者さんとお話しすることが出来たので、幸福度も上がるかな?

人との出会いを大切にして、wellbeingを高めていきたいです。

皆様が、幸せな1年になりますよう、お祈りしております。

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