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震災時の記録より〜お薬手帳のススメ〜

今年もまた、3.11がやってきました。

あれから12年!!
私の住む地域は、計画停電が行われたくらいで、直接の被害はありませんでしたが、薬剤師として、主人がボランティアに1週間程度、出かけていました。
娘たちが小学生で、息子がまだ小さく、停電のたびに大騒ぎしたこともあり、ワンオペ育児にはなれていたものの、夜はほんとに大変でしたが、娘たちが頑張ってくれました!息子が長女LOVE❤️なのは、長女がよく面倒を見てくれたからなんだろうな〜

主人がボランティアから帰ってきて、その悲惨な現状に驚きましたが、薬剤師として1番大変だったのは、服用しているお薬がわからなかったことだったそうです。

保険証は持参で避難したものの、お薬は持ち出さなかったため、何の薬を服用しているのか、聞き取り調査をしたものの、名前までは覚えておらず〜

血圧の薬だけでも、利尿薬、カルシウム拮抗薬、ARB、βブロッカー、ACE阻害薬などなど〜
数種類に分かれる上に、その中でもいくつかのメーカーが販売していますし、ジェネリック医薬品まで含めたら、すごい種類になります。

こんなときに、便利なのが、お薬手帳!!

処方された日、医療機関、医師名、お薬の名前、服用している量、用法、効能効果、調剤した薬局、薬剤師名が記載してあります。

保険証と一緒にお薬手帳があれば〜と薬剤師ボランティアの方々は、思ったそうです。

今、服用しているお薬、飲み方、量。
正確に言えますか?

今は、お薬手帳アプリもありますので、ぜひ、活用してください。

もし、合わないお薬があったときは、お薬手帳でチェックし、同じ症状で受診したとしても、処方されるのを防ぐことが出来ます。
救急で運ばれても、普段のお薬をチェックした上で、治療していただけます。

使用している方には今更〜なお話かもしれませんが、お薬手帳を持っていない方、薬局では無料で配布しておりますので、ぜひ、ご検討ください。

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