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嫉妬の使い方。(恋愛ver)

私は嫉妬が強い方です。羨ましい、とすぐ思う。
特に嫉みが強め。
ちなみに、妬みは羨ましく口惜しい、腹立たしい。
嫉みは羨ましくて憎い、呪わしいといった意味合いが若干強いそうです。(Weblio辞書より)
そう、呪わしいのよ。

嫉妬は自分の中にあるとつらい感情。

嫉妬ってとても強い感情なのです。
そして、他人にも向かうし、自分にも向かってきます。

他人へは、羨ましい、憎い、私だってと狂おしい感情に襲われます。
それで人を呪う、敵意を向ける、嫌う。
そんなマイナスの行動へと走ります。
呪ってどうにかなるなら苦労しないんですけどね。

そしてその半面、自分へは、何でこんなに惨めな状況なのか、こんな感情を持つ自分も醜くて嫌だ。
と自己嫌悪になります。

どこかに捨てたくても、自分の中から湧き出るものなのでどうしようもありません。
蓋をしても結局溢れます。

私なりの昇華(消化)方法。

持ち続けるのも辛いので、昇華(消化)して自分の中から追い出します。
ただ、人の感情なので、どうやっても出てくるものだということはご承知おきください。

さて、嫉妬にも色々な種類があります。

好きな人が他の誰かを褒める。自分以外の誰かと付き合う。(恋愛)

友人や同僚が自分より成果を上げる。(仕事)

SNSの誰かはいつもキラキラした生活をしているのに、それに比べて私は…。(人間関係)

などなど。

今回は恋愛についての対応に絞ってみます。

私の対処法は、「作品にする」です。

創作活動する人間限定の方法ですみません。
他にも対処法はあるのですが、今回は恋愛に絞ったのでコレになります。

嫉妬の感情をキャラクターに持たせて、それが解消される展開のお話を考えます。

もしくはあえて読後感として、読者に同じ気持ちを共有していただきます。
(ここまでくるとホント呪いの類に思えてきた。
私の作品は貞子の呪いのビデオか。)

ただ、そのままだと単なる自己投影なので、キャラにあわせて調理、加工が必要です。
同じ嫉妬でも、その後の行動は違うものになるはずです。
相手を見返すのか、一人泣くのか、それこそ命を狙うのか。

恋愛なら自分の魅力を磨くとかあるじゃん、て言われそうですが、それはそれでするけど、恋愛って相手あってのものだから、自分の努力だけじゃ解消するにも限度があるんですよ。

例えば、相手が自分以外と結婚したりすれば、誠実で魅力的な男であればあるほど、可能性はゼロになっていくんです。
浮気なんてありえないからね。

人魚姫並みに相手の幸せを願えるなら、この方法は必要ないですよ。

強い感情の有効利用を。

自分の感情を作品になんて、と思ってしまうかもしれませんが、自分が体験した苦しい感情はリアリティがありますし、なおかつ人の感情も強く揺さぶる可能性が高いです。

自分が経験したことがあること=誰かも経験してることがあること、の可能性が高いからです。

人の心は、共感できないと動きませんからね。
読み続けて貰える程度にえぐっていきましょう。

自分の中に持っているままでは、自分を傷つけるだけです。
でも、違う形で外に出せば、それは誰かを楽しませるものになります。

その気持ちの存在を認め、うまく使えば力になります。
毒であり、薬なのです。
あえてぶち撒ける毒って時もありますけどね。

使い方次第で、どうとでもなります。

暗い感情でも、ポジティブに使えると嬉しいものです。

感情はどうやっても切り離せはしないものです。
自分の中に溜め込むよりは、感情のままに他人にぶつけるより、違うことに転用して有効活用してしまいましょう。

良い嫉妬を。

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