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きょうのNoteたち2

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2017年3月の記事一覧

今週の「#コンテンツ会議」をご紹介!*2017年3月24日

今週の「#コンテンツ会議」をご紹介!*2017年3月24日

いつもnoteをご利用いただきありがとうございます。

弊社代表の加藤貞顕とコルク代表の佐渡島庸平さんが毎週水曜日、noteにコンテンツ評を上げるということから始まったイベント「#コンテンツ会議」。

今週も、映画や本、マンガ、ウェブの記事など、コンテンツにまつわる感想がたくさん集まりました。

今回ご紹介するのは、21のノート。小説や映画などのフィクションだけでなく、歴史のや政治にまつわるノンフ

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図書館の未来について

図書館の未来について

 埼玉県川口駅前に「メディアセブン」という市営の施設がある。図書館なのだが、旧来の図書館のフレームに入れきれない、設備やコンセプトがある。

 メッセージは、こうである。

「メディアセブンは、地域の文化、歴史、産業、芸術などさまざまな分野と連携しながら、総合的に学び、探求する新しいタイプの「学びの場」です。ここで行われたワークショップなど活動に関する情報や、活動によって得られた知識や経験を収集・

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東芝と家の崩壊

東芝と家の崩壊

 日本の近代文学が、封建主義の呪縛から解放された個の喜びを全面に謳歌するものではなく、むしろ、冷徹な近代に圧迫されて、貧しくとも安らかだった時代の自分が、近代の文明と文化に切り裂かれていく様を描いたものだ、と、学生時代に夏目漱石や北村透谷を読んでいて感じた。

 日本は弥生時代の昔から、農耕をベースにした共同体コミュニティであり、「家」という意識が強く、個人は「家」の一員であった。封建的呪縛の強い

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追悼・市川昌浩(没・2010年7月5日)

追悼・市川昌浩(没・2010年7月5日)

(1)市川昌浩くんの死記・2010年7月10日 09:53

 2010年7月8日の木曜日。僕らは、個別に仕事をしていて、毎週木曜日の14時からがオンブックの定例会議だった。約束の時間に市川がこない。これまでも寝坊したりして遅れることはあっても、必ず電話してくるのに、30分経っても連絡ないし、電話しても通じない。

 なんだか胸騒ぎがして、市川の部屋には行ったことないのだが、中村さんが以前に家の前

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