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新しい働き方LAB 研究員制度 × LivingAnywhere Commons 指定企画レポート~Vol.2~

個人同士で成長しあえる全国共創コミュニティ「ランサーズ 新しい働き方LAB」に、研究員制度が発足しました。

自分なりの新しい働き方に挑戦したい、誰かにとっての新しい働き方を後押ししたい…そんな気持ちを持つチャレンジャーを応援する研究員制度。選ばれた研究員のみなさんは、各自で自由にテーマを決めて取り組む「自主企画」や、企業からのお題に参画する形の「指定企画」の実験を通じて、新たな一歩を踏み出しました。

LivingAnywhere Commonsも、この研究員制度で指定企画に参加しています。

お題はズバリ!!

「定住前提の制約から解放されたとき、人はどんなチャレンジをしようとするのか」です。

メンバーや場所にとらわれないライフスタイルを実現したい、という思いを持つ応募者は、総勢30名以上!

前回に続き、今回も読んでワクワクするような、一緒にやってみたくなる実験計画や現在の活動をnoteで発表している方々を一部ご紹介します。

▼前回のご紹介(Vol.1)は、こちらからどうぞ。

それではさっそく皆さんの実験を見てみましょう!

近県のワーケーションで生き抜く力UP!にチャレンジするyoukaさん

ワーケーションという過ごし方に憧れを抱きつつも、転々と地方を巡るのは家庭があるから難しい。

自身の事情から、ワーケーションの実現に向けてなかなか一歩が踏み出せない時に、youkaさんは「どうやったらできるだろう」と考えました。

その結果、思いついたのが「近県ワーケーション」です。
都内や同県・近県なら、ほんの少しの勇気と資金、週末や通勤ついでという短時間で始めることができ、たとえ近距離でも自ら意識的にコンフォートゾーンから出ることによって、新しい刺激を味わえます。

週末や通勤の前後を利用して、近県ワーケーションで音楽や建築物、高級ホテルetc…ジャンルを問わず一流なものに触れることで、質の高い嗜みが身につき、現代で生き抜く力をアップできるのかにチャレンジします。

普段の生活では注目していなかった「一流のもの」が、近距離ワーケーションで見方を変えた時にyoukaさんの目にどのように映るのか、どんな発見があるのかとても楽しみです。

ホテルステイ&ワークで生活の質は向上するのかを検証する、よこぼーさん

コロナの影響で、オフィスに行かなくても仕事ができるというのが定着しましたね。

その結果、会社に所属していてもオフィスに出向く回数が大幅に減っている人も多いと思いますが、今回ご紹介するよこぼーさんもその一人。

よこぼーさんは、現在、数ヶ月に一回オフィスに行く程度なので、勤務地の近くに住む必要がなくなり、引っ越しを検討するも「家がなくていいかな。」という考えに行き着きます。そして、知識として知っていた”定住しない生活”は、実際にどうなのか?と思っていた時に、当企画でチャレンジできるチャンスを得て、現在に至ります。

サブスク住居サービスから抜粋し、”旅行”ではなく”生活”するという利用目的に合わせて、「可能な限り、同じ施設に1週間は滞在する」など、最低限のルールを決めて生活の質の変化についてを検証します。

生活の質は、数値化が難しいため、「生活する上でどう変わったか」「働くうえでどう変わったか」の2点を意識しながら、日常の変化を辿ります。

宿泊施設に泊まっていると、非日常感が楽しくて「ここにこのまま住みたい…」と一度は思ったことがあるのではないでしょうか。よこぼーさんのように、非日常が日常となった時にどういう風に生活の質が変わるのか、とても興味深い実験です。

10年後の仕事づくりにチャレンジする、テツさん

「社会や顧客に対して、真に価値あるサービスを提供するためには相当の時間が必要」と感じているテツさんの実験は、「10年後の仕事をつくる」というもの。

満足のいく価値を提供するためのスキル習得や、それに伴う経験・知見は、とても一朝一夕には身につけることはできません。テツさん自身が現在興味のある分野について、テーマに分けて活動することで、10年後の仕事をつくる方向性が見つかるかを検証する予定です。

マーケティングやクリエイティブ関連のテーマで、自身が活動するだけでなく新しい働き方LABのメンバーや知人・友人からもアドバイスを求める場合もあるというこの実験では、チームプレイの重要性についても検証できるかもしれませんね。

10年後、という決して近くない将来に向けて仕事をつくる方向性が無事に見いだせるのか…結果に注目です!

LAC拠点からブルワリーを巡る、JUNK板村さん

みなさん、ビールはお好きですか?次の実験のご紹介は、ビール好きにはたまらない実験かもしれません。

チャレンジするのは、約25mプール分のビールを飲み干した経験をお持ちの(すごい!)ビアジャーナリストのJUNK板村さん。

職業柄、全国のビール事業者に取材をする機会の多いJUNK板村さんは、コロナ禍でお酒の提供が行えなくなり苦しい状況にも関わらず、明るく前向きに醸造所を運営する皆さんの姿を見てこう思ったそうです。

「日本全国に約500あるクラフトビールの醸造所のビールをもっと呑みたい。そしてレポートしてみなさんに知ってもらいたい。」

こういった気持ちが、本企画の応募につながっています。

LivingAnywhere Commonsの拠点を基地にし、それぞれの拠点の近くにある魅力的なブルワリーを巡る、この実験。

「全国の醸造所を巡りたい。呑んだら泊まりたいし、味や感動を忘れないうちにビールの記事を執筆したい」というビアジャーナリストの願望も叶いそうです。

「記事を読んだ人がそのビールを飲みたくなったか」という検証もするようなので、乾いた喉をJUNK板村さんのビール記事で潤しましょう♪

無名ライターから月収100万円獲得にチャレンジする、umiさん

数年前から新しい働き方を目指して活動しているumiさん。

コミュニティがないなかで活動を広げていくことに限界を感じていたumiさんは、ワーケーションに興味があり、指定企画のテーマである「定住前提の終末。場所の制約から解放されたとき、人はどんなチャレンジをしようとするのか」にも惹かれたことから本企画に応募しました。

企画に参加することで、新しいキッカケづくりと可能性を模索し、フリーランスライターとしての活動に必要な要素を改めて考えたいというumiさん。

どんなスキルを身につけたら、一人前のライターとして認めてもらえるのか?といったスキルの検証から、発信で認知度を高めることで仕事量が変化するのか、といった情報発信に関する検証などを行います。

「スキル」と「情報発信」に関する検証の結果は、ライターさんでなくても今後の働き方の参考になりそうですね。

あらゆる制約にしばられることなく、好きな場所でやりたいことをしながら暮らす生き方「LivingAnywhere」を実践できる指定企画

前回に続き、今回も5名の実験計画をピックアップしました。

実験結果や検証は、当人でなくても今後の働き方や暮らし方の参考になりそうなものばかりです。

自分ではなかなかできないと思っていたことが、今回の実験計画をご覧いただいてほんの少しだけ身近なものとなり、なにかの一歩を踏み出すきっかけになったら嬉しいです!

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